米メディア「CBSスポーツ」はヤンキースの補強戦略を展望

 今季は92勝70敗をマークしながら、レイズの後塵を排してア・リーグ東地区の2位タイに終わったヤンキース。ア・リーグのワイルドカードゲームでも宿敵・レッドソックスに敗れて敗退し、今オフには覇権奪回に向けて、ピンストライプの名門球団は大型補強に動くと見られている。

 米メディア「CBSスポーツ」では、ヤンキースの今オフの補強戦略を展望。コーリー・シーガーやカルロス・コレアといったFA市場の目玉とされる遊撃手の名前が挙げられる中で、投手では「覚えておく名前」として、昨季まで在籍していた楽天の田中将大投手も候補に入っている。

「CBSスポーツ」は、ヤンキースのオフの投手補強に関して「ナンバーワンの優先事項ではない」と指摘。今季のチーム防御率はリーグ3位の3.74となっていることからも補強の優先度は低いとしている。その一方で「覚えておくべき名前」として「マサヒロ・タナカだ。2021年に楽天ゴールデンイーグルスでプレーしたタナカが、今年の冬にMLBの契約を求めるという噂もある」と言及している。

 田中は楽天に復帰した今季、23試合に登板して4勝9敗、防御率3.01の成績だった。味方の援護に恵まれない試合が多く勝ち星は伸びなかったものの、リーグ4位タイとなる17回のクオリティスタートを達成、1イニングに出す走者を示す「WHIP」でもリーグ2位の1.03を記録するなど、まずまずの安定感も誇った。楽天とは今季から2年契約を結んでいるものの、オフに球団と去就について話し合いの場を持つことになっている。

 また、記事では、今オフの最優先事項として遊撃手を挙げ「コレアとシーガーは今オフのFA市場でトップ2の選手であり、チームにとって大幅なアップグレードとなるだろう」と指摘。さらに、中堅手の補強候補としては、FAのスターリング・マルテの獲得には多額の資金が必要となるため、パイレーツのブライアン・レイノルズをトレードで獲得することが理にかなっていると分析した。(Full-Count編集部)