巨人から移籍の田口は33試合登板、内川は38試合出場にとどまった

 ヤクルトは今季、73勝52敗18分けで6年ぶり8度目のリーグ制覇を果たすと、クライマックスシリーズで巨人を破り、日本シリーズでもオリックスを4勝2敗で退けて20年ぶり6度目の日本一に輝いた。では、新外国人ら今季補強した選手は機能したのか。ルーキーを除く“新戦力”の働きを検証する。

 2019、2020年と2年連続最下位に終わったヤクルトはサイスニード投手、2020年オフにソフトバンクを自由契約になったリック・バンデンハーク投手を獲得。野手ではホセ・オスナ内野手、ドミンゴ・サンタナ外野手を迎え入れた。

 オスナは打率258、13本塁打、60打点。サンタナは打率.290、19本塁打、62打点とチームに貢献した。サイスニードも13先発で6勝をマークした。期待外れだったのがバンデンハークで2試合登板に終わった。9月末に来日したケリン・ホセ投手は1度も登板することがなかった。

 日本人選手では、ソフトバンクを自由契約になった内川聖一内野手を獲得。首位打者と最多安打のタイトルを2度ずつ獲得しているヒットメーカーは38試合出場、11安打、打率.208にとどまった。

 投手では田口麗斗投手が3月1日に廣岡大志内野手とのトレードで巨人から加入。33試合(17先発)に登板した。楽天を戦力外になった近藤弘樹投手は育成契約で入団。開幕前に支配下登録されて22試合登板11ホールド、防御率0.96だったが、5月末に右肩肉離れで離脱した。日本ハムを戦力外となり、加入した宮台康平投手は2度1軍登録されたものの登板機会なく終わった。ソフトバンクを戦力外となり育成契約で加入した小澤怜史投手は2軍で35試合に登板した。

 今季の打線はオスナとサンタナの活躍で厚みを増した。投手では田口がフル回転し、サイスニードも9月11日以降5登板で負けなしの4勝をマーク。新加入選手が機能したことが優勝の要因といえるだろう。(Full-Count編集部)