最大のアップとなったのはソフトバンク千賀の2億円増

 プロ野球界もシーズンオフに入り、各球団の契約更改も大詰めとなっている。全選手が更改を終えた球団もあり、このオフも大幅アップ、ダウンなど悲喜こもごものドラマが繰り広げられた。このオフの契約更改での大幅増、大幅減を見てみよう。

 まずは“暖冬”となった大幅アップ選手だ。ここまで最大の2億円増となっているのが、ソフトバンクの千賀滉大投手。6年連続2桁勝利を達成し、国内FA権を取得していたことから、年俸6億円のオプトアウト付き5年契約という大型契約になった。巨人では坂本勇人内野手が1億円増の年俸6億円、パ・リーグを制したオリックスの吉田正尚外野手も1億2000万円増の年俸4億円でサインした。

 日本一に輝いたヤクルトでは主砲の村上宗隆内野手が1億2000万円増の2億2000万円に。今季は打率.278、39本塁打112打点で本塁打王に輝き、セ・リーグMVPを受賞した。高卒5年目の野手では史上最高額となった。パ・リーグを制したオリックスでは宮城大弥投手が4130万円増の5000万円、杉本裕太郎外野手が5600万円増の7000万円と、5倍ほどの大幅アップを勝ち取り、西武の平良海馬投手も5800万円増で1億円の大台に到達した。

 一方で、1億円を超える大幅ダウンも複数あった。最も下がり幅が大きくなったのは、ソフトバンクの松田宣浩内野手。今季の4億5000万円から3億円のダウンとなる年俸1億5000万円に。巨人の菅野智之投手は2億円ダウンの年俸6億円、中田翔内野手は1億9000万円ダウンの1億5000万円でそれぞれ来季の契約を結んでいる。

 また阪神ではベテランの糸井嘉男外野手が減額制限を超える1億円ダウンの8500万円で契約を更改。結果が出れば評価され、出なければ厳しい査定となる。プロ野球は華やかでありながら、厳しい世界であることが良くわかる。(金額は全て推定)(Full-Count編集部)