今季限りでオリックス退団のジョーンズが“最高のスイング”も回顧

 今季までオリックスでプレーしたアダム・ジョーンズ外野手がNPBでの2年間で苦労したことを赤裸々に告白している。「FOXスポーツ」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」に出演し「フォークは全く打てない」と明かした。

 メジャー通算282本塁打を放った実績を持ち、鳴り物入りでオリックスに加入したジョーンズ。だが、来日1年目は87試合で打率.258、12本塁打43打点に終わると、2年目の今季も72試合で打率.234、4本塁打23打点。代打での勝負強さなどは目を見張るものがあったが、それでも期待に応えたとは言い難い成績だった。

 日本シリーズ第5戦で、ヤクルトに一矢報いる決勝のソロ本塁打をマクガフから放ったジョーンズ。「私が日本でホームランを打てる投手はアメリカ人だけだったと思う。フォークは全く打てない。頑張ったけど無理だった」とフォークへの苦手意識を告白。実際には2年間のレギュラーシーズンで打った16本塁打のうち、外国人投手から打ったのは4本だけだったが、「アメリカ人が相手ならなぜか打てたんだ。95〜96マイルは打てる、球速は気にならない。でもフォークは無理だ」と、笑い混じりに明かした。

 また、この日本シリーズで放った一発が、米国の感謝祭の日に放った本塁打だったことから「ターキーショット」「ミスター・サンクスギビング」と呼ばれたことを紹介。その瞬間を思い返して「1番クールだったのは妻と子どもがその場にいて、飛び跳ねながら喜んでいたことだ。友達が動画を見せてくれた。あれがキャリアで最後のスイングだとしたら、あれがキャリアで最高のスイングだ」と語っている。

 2017年のWBCではアメリカ代表を初優勝に導いた。その瞬間のことを自身のキャリアの中で「トップ5には間違いなく入る。もしかすると1位だったかもしれない」としつつ「ターキーショットに押しのけられたね。子どもがその場にいたし、いろんな要素を鑑みてあれが1位に上がった」と、シリーズでの本塁打がキャリアで最高の瞬間だと語っていた。(Full-Count編集部)