オスナとサンタナの両助っ人は残留が決まった

 球団初の2年連続日本一を目指すヤクルト。2年連続最下位からの優勝を果たした昨季は、ほぼ不動のレギュラーメンバーがそれぞれの力を発揮した。ホセ・オスナとドミンゴ・サンタナの残留はすでに決定。春季キャンプやオープン戦で戦力に変動は生じるだろうが、現時点での2022年開幕スタメンを“最速”で占ってみる。

 昨年リーグトップ625得点を誇った“日本一打線”は盤石だ。昨季140試合に出場して打率.278、14本塁打59打点21盗塁とブレークした塩見泰隆がリードオフマン。2番にベテランの青木宣親が座り3番の山田哲人、4番にはセ・リーグMVPの村上宗隆と強力な布陣が揃う。

 オスナ、サンタナの助っ人コンビ残留により、小技もこなせる中村悠平の「6番・捕手」も昨季同様に機能するだろう。8番には勝負強い西浦直亨がおり、来年も相手投手にとっては気の抜けない打線となりそうだ。

 一方で、虎視眈々と定位置を狙う選手たちの存在にも注目だ。40歳を迎える青木や、守備に不安のあるサンタナのいる外野陣では俊足の山崎晃大朗、昨季右翼で12試合に先発した太田賢吾らがどこまでアピールできるか。レギュラー陣を脅かしてチーム内競争を活性化させたい。

 また熾烈な争いとなりそうなのが遊撃だ。昨季の先発出場は西浦が71試合で、元山飛優が60試合。守備に定評のある元山は新人ながら存在感を示したが、シーズン終盤に死球を受けて離脱した。31歳を迎える西浦が意地を見せるのか、元山が一気に定位置を奪うのか。

 開幕投手争いも見逃せない。昨季は若き力が台頭。右の奥川恭伸、左の高橋奎二がクライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズの大舞台で輝いたが、3年目となる奥川を推したい。巨人とのCSファイナルステージ初戦で見せた98球9奪三振の完封劇は記憶に新しい。大役を担って再びチームに勢いを付け、スタートダッシュに導く快投をしてくれる期待は高い。3月25日、京セラドームで挑む阪神戦は、どんなメンバーがグラウンドに立っているのだろうか。(Full-Count編集部)