西川、マルモレホス、ギッテンスを補強、岡島、茂木、鈴木大らと争いに?

 石井一久監督の2年目を迎える楽天。昨季は3位に食い込んだものの、最終盤に優勝争いから脱落する悔しさを味わった。オフには日本ハムから自由契約となった西川遥輝と助っ人野手2人を補強し、層の厚さは史上最高クラスになりそうだ。春季キャンプやオープン戦を通じてチーム内の戦力に変動は生じるだろうが、現時点での開幕スタメンを“最速”で占ってみたい。

 まず、注目の西川は「1番・左翼」で起用と予想する。昨季は打率こそ.233だったものの、出塁率は.362とリードオフマンには適任。さらに盗塁王4度の快足でも、チーム盗塁数45でリーグ最下位だった楽天に足りなかった部分を補ってくれそうだ。守備では肩が不安視されているが、左翼なら俊足を生かした守備範囲でも貢献できるだろう。

 また、浅村栄斗と島内宏明の3、4番コンビは不動とする。出塁率.395の浅村を打点王の島内が返したパターンは超強力。島内は西川との守備位置の兼ね合いで指名打者に入れる。中堅は昨季ゴールデングラブ賞の辰己涼介、遊撃は後半戦に定着した山崎剛が有力。捕手は太田光が1番手になるだろうが、11月に受けた左肩手術の回復次第では炭谷銀仁朗や田中貴也にもチャンスがありそうだ。

 熾烈な争いになるのが、残る一塁、三塁、右翼だ。昨季レギュラーを務めた鈴木大地、茂木栄五郎、岡島豪郎に新助っ人のマルモレホスとギッテンスを加えた5人で3枠を争うことになる。まずはユーティリティで機動力も生かせる鈴木大を三塁。残塁の多かったチームに得点をもたらす長打に期待して、島内の後ろに助っ人2人を並べた。

 開幕投手には満を持して田中将大を推す。昨季は4勝9敗に終わったが、内容は防御率3.01、23先発で17試合のクオリティスタート(QS)と申し分ない。クライマックスシリーズ(CS)で涙を飲んだロッテ相手に、気迫の投球を見せてくれるはずだ。(Full-Count編集部)