通算679本塁打、3301安打を誇るアルバート・プホルスらがFAのまま

 大リーグ機構と選手会の労使交渉が遅々として進まず、新年を迎えた。両サイドの新たな交渉スケジュールも見えず、FAとなっている選手たちの交渉も凍結されたまま。今後さらに長期化すれば、FA選手たちの去就に大きな影響を与えることになりそうだ。

 選手会側のストライキで活動休止状態となった1994年のオフには、ケビン・ミッチェル、フリオ・フランコ、シェーン・マック、ダリン・ジャクソンといった大物メジャーリーガーがNPBに移籍した。このオフに大物メジャーリーガーが海を渡ってくる可能性はあるのか。今回は現時点でFAのままとなっている主な大物野手を紹介したい。

〇ブレット・ガードナー(前ヤンキース、外野手、38歳)

 2005年のドラフト3巡目指名を受けヤンキースに入団。昨季まで14年間のメジャー生活をヤンキース一筋で過ごし通算139本塁打、274盗塁をマーク。昨季は140試合の出場で打率.222、10本塁打39打点と結果を残すことができなかった。昨季の年俸は185万ドル(約2億1000万円)。オフには2022年の契約を補償される選手オプションの年俸230万ドル(約2億6000円)を破棄しFAとなっている。

〇ホセ・イグレシアス(前レッドソックス、内野手、32歳)

 大谷翔平の“相棒”として日本でも知名度が上がった遊撃手。昨季はシーズン途中にエンゼルスからレッドソックスに移籍し2球団で計137試合に出場し打率.271、9本塁打48打点。守備の衰えを指摘されているが、32歳と老け込むにはまだ早い。昨季年俸は350万ドル(約4億円)となっている。

〇コーリー・ディッカーソン(前ブルージェイズ、外野手、32歳)

 通算128本塁打の外野手。昨季はマーリンズ、ブルージェイズの2球団でプレーし109試合に出場し打率.271、6本塁打をマーク。レイズ時代の2017年にはオールスター出場を果たし27本塁打を記録している。昨季年俸は875万ドル(約10億1600万円)だが、2019年を最後に2桁本塁打はなくメジャーでの大型契約は厳しい状況となっている。

〇ケビン・ピラー(前メッツ、外野手、33歳)

 ホームランキャッチでファンを魅了するなどメジャー屈指の守備力を誇る外野手。昨季は顔面に死球を受け鼻骨を骨折したがフェースガードを付けプレーするなど124試合に出場し打率.231、15本塁打。2年ぶりに2桁本塁打をマークした。昨季年俸は360万ドル(約4億2000万円)となっている。

〇アルバート・プホルス(前ドジャース、内野手、41歳)

 通算679本塁打、3301安打を誇るレジェンド。昨季はエンゼルス、ドジャースでプレーし109試合に出場し17本塁打をマークした。10年契約最終年となった昨季の年俸は3000万ドル(約33億円)と破格。昨シーズンを終えた時には「まだその時は来ていない」と現役続行に意欲を見せていた。年齢、高年俸がネックとなるが“ロマン枠”として日本でプレーする姿も見てみたいものだ。(Full-Count編集部)