ドラフトでは1位・隅田知一郎、2位・佐藤隼輔の即戦力左腕を獲得

 NPBの各球団は春季キャンプまで1か月を切り、オフの補強も後半戦となっている。今後の補強戦略を読み解く上でカギとなるのが、70人までと限られた支配下登録枠を現状、どう使っているかだ。今回は、昨季42年ぶりのパ・リーグ最下位に終わった西武の残る支配下枠を確認してみたい。

 昨年12月に公示された保留者名簿に、西武はパ・リーグ最少の52人しか残さなかった。榎田大樹、小川龍也、吉川光夫ら実績ある投手を戦力外にし、左肘手術の齊藤大将、右肘手術の伊藤翔と復帰まで長期間を要する見込みの投手は育成契約とした。

 一方ドラフトでは、4球団競合の末に1位で獲得した隅田知一郎(西日本工大)、2位の佐藤隼輔(筑波大)の即戦力左腕コンビをはじめ、3位で古賀悠斗捕手(中大)、4位で羽田慎之介投手(八王子学園八王子高)、5位で黒田将矢投手(八戸工大一高)、6位で中山誠吾内野手(白鴎大)の6選手を獲得した。

 さらに、外国人は総入れ替えに出た。シーズン中に退団したメヒアを含め、スパンジェンバーグ、ニール、ギャレット、ダーモディの5選手が退団。代わって外野手のオグレディ(前パドレス)、内野手のジャンセン(前マリナーズ傘下)、投手では左腕・エンス(前レイズ)と、日系ブラジル人で、昨季は韓国リーグでプレーしたタカハシの4選手を獲得した。

 ただ、現在も支配下枠は62までしか埋まっておらず、開幕までにさらなる外国人獲得などの補強を進める可能性も高い。残り8つの枠を、7月末の選手獲得期限までにどう使ってくるだろうか。(Full-Count編集部)