先発はオリックス山岡と田嶋が軸、抑えは広島・栗林で盤石

 社会人出身でプロの世界で大活躍した選手と言えば3冠王3度の落合博満氏、NPB最多407セーブの岩瀬仁紀氏、野村ヤクルトの象徴だった古田敦也氏や宮本慎也氏らが挙げられる。では、現役ではどういった選手が活躍しているだろうか。ここではFull-Count編集部が独自に「社会人出身日本代表」24人をNPB選手から選出、社会人出身のベストナインとも言えるスタメンも予想した。

 24人のうち、投手を10人選出。先発は5人でオリックス・山岡泰輔(東京ガス)、田嶋大樹(JR東日本)が軸となる。山岡は2019、20年の開幕投手、田嶋は昨年自己最多の8勝を挙げた。さらに1年目の昨年に10勝を挙げた阪神の伊藤将司(JR東日本)、ベテランの日本ハム・金子千尋(トヨタ自動車)、西武・内海哲也(東京ガス)が控える。

 救援は、昨年ルーキー最多タイの37セーブを挙げ、新人王に輝いた広島・栗林良吏(トヨタ自動車)がクローザーを務める。中継ぎにはソフトバンク・嘉弥真新也(JX-ENEOS)、中日・祖父江大輔(トヨタ自動車)ら実績十分の投手が揃う。

 捕手は巨人・大城卓三(NTT西日本)、中日・木下拓哉(トヨタ自動車)の争いか。昨季の盗塁阻止率は大城が.447でセのトップで木下は.426で2位だったが、打率では木下が.270で大城の.231を上回る。

 内野陣では、遊撃手は4年連続ゴールデングラブ賞で昨年は盗塁王も獲得した西武・源田壮亮(トヨタ自動車)で盤石。二塁手には阪神・糸原健斗(JX-ENEOS)を据えた。二遊間には昨年新人で盗塁王を手にした阪神・中野拓夢(三菱自動車岡崎)やロッテ・藤岡裕大(トヨタ自動車)、オリックス・安達了一(東芝)ら好選手が多い。

 三塁には2017年首位打者のDeNA・宮崎敏郎(セガサミー)が君臨する。一方で頭を悩ませたのが一塁手の人選。ロッテ・井上晴哉(日本生命)は2018、19年に24本塁打を放った実績があるが、昨年は23試合出場にとどまっており、ここでは除外。昨年のパ本塁打王であるオリックス・杉本裕太郎外野手(JR西日本)を「4番・一塁」で起用したい。杉本は昨年一塁で4試合に先発している。

 外野手は好打者が目白押し。阪神・近本光司(大阪ガス)とロッテ・荻野貴司(トヨタ自動車)は昨年最多安打のタイトルを獲得。荻野は盗塁王も手にしている。中日・大島洋平(日本生命)は2019、20年の最多安打&ゴールデングラブ賞9度目の名手だ。広島・西川龍馬(王子)は昨年144安打を放ったヒットメーカーで、ヤクルト塩見泰隆(JX-ENEOS)は1番打者としてチームの優勝に大きく貢献した。他にも45歳シーズンを迎える大ベテランの中日・福留孝介外野手(日本生命)がいるが、今回は涙を飲んで選外とした。(Full-Count編集部)