松永、森、鍬原、齊藤大らは育成契約から再起を期す

 ドラフト1位で入団しても、決して成功の保証がないのがプロ野球の世界。昨年限りで2018年パ・リーグ最多勝の西武・多和田真三郎投手らドラフト1位12人が戦力外通告を受けた。ここでは2012年以降のドラフト1位指名選手で、今季が正念場となる選手をあげてみる。

 2016年セ・リーグ新人王の阪神・高山俊外野手は同年の134試合出場、136安打8本塁打65打点、打率.275がキャリアハイ。以降は出場機会を減らし、昨年は自身初の1軍出場ゼロ、2軍でも打率.202、3本塁打に終わった。今年4月で29歳になるヒットメーカーは復活を果たせるだろうか。

 2015年に1位指名されたロッテ・平沢大河内野手はこの2年間1軍出場機会がない。同期の楽天・オコエ瑠偉外野手は昨年春の左手首手術から復帰し、42試合で21安打0本塁打6打点、打率.223。シーズン終盤に2軍落ちした。

 楽天では2016年1位の藤平尚真投手が昨季、自身初めて1軍登板機会がなかった。同期のヤクルト・寺島成輝投手は一昨年の30試合登板から一転、昨季は1試合登板にとどまった。2017年1位の中日・鈴木博志投手は一時の低迷を経て昨季18試合に登板した。

 2015年1位の日本ハム・上原健太投手は過去6年間で計51試合に登板、今季は持ち前の打力を生かして投打二刀流に挑戦する。2015年1位の広島・岡田明丈投手は2年連続で1軍登板がなく、昨年10月末に右肘の手術を受けた。2016年1位の矢崎拓也投手は1年目の1勝を最後に白星から遠ざかる。

 2017年1位の巨人・鍬原拓也投手は2020年に右肘を手術し育成契約に。昨季途中に支配下選手に復帰も1軍登板はなく、再び育成契約となり出直しを図る。2012年1位のロッテ・松永昂大投手、同年1位の楽天・森雄大投手、昨年オフに戦力外通告を受けた2017年1位の西武・齊藤大将投手も育成から再起を期す。(Full-Count編集部)