スプリントスピードは上位5%に入る秒速約9mをマーク

 カブスに加入した鈴木誠也外野手が躍動している。19日(日本時間20日)終了時点で両リーグトップの出塁率.581、ナ・リーグトップの打率.414をマーク。ここまで11試合連続出塁と勢いはとどまるところを知らないが、もう1つ大きな“武器”があるとMLB公式サイトは伝えている。

 MLB公式は19日(同20日)の試合開始前に「スズキがまた歴史を作り、さらに別のスキルも解放した」との記事を掲載。この時点で9試合連続安打、ナ・リーグ週間MVPに輝いたことを伝え、今季開幕投手を務めた同僚右腕カイル・ヘンドリックス投手の鈴木に関するコメントを紹介した。

 右腕は「とても素晴らしいね。彼は毎打席、ボール球に手を出さない。選球眼がいい。彼のような打者と対戦することがどういうことか知っている。頭痛がするよ。どこに投げればいいか分からないし、彼はゾーン全体をカバーできる。彼のような打者を相手にゲームプランを立てるのは本当に大変だよ。彼が味方で良かった」と称賛している。

 さらに18日(同19日)のレイズ戦では、“スピード”というもう一つのスキルも見せつけたと記事は指摘する。3打数2安打2得点だったこの試合、1打席目はショートゴロだったが、全力疾走で相手失策を誘発。スプリントスピードは秒速29.5フィート(約9メートル)を記録。これはスタットキャストによると、全体の上位5%に入る数字だった。

 4回に左前打を放った際は二塁を狙って激走。アウトになったもののデビッド・ロス監督は「素晴らしい努力だった。彼は走塁も上手い。まだ多くの盗塁を求めていないが、もう少し経ってから試すことができそうな武器だ。本能は非常に優れているし、スピードもそれを助けている」と語っている。NPBでは2019年に25盗塁をマークするなど、通算82盗塁を記録した鈴木。今後は足での活躍も期待されている。(Full-Count編集部)