バウワーは抗議の声明発表「抗議し、勝訴することを見込んでいる」

 ドジャースのトレバー・バウアー投手が29日(日本時間30日)、女性に性的暴行を加えたとして、MLB機構から324試合の出場停止処分を受けた。実にシーズン2年間分。米スポーツ局「ESPN」などが伝えた。機構側が定めるDV指針によって下された処分では、最も重たい罰則になった。

 バウアーを巡っては、性交渉の際に女性の首を締めたり、叩いたりした暴行疑惑が浮上。自身は女性からの要求で行ったと暴行を否定していた。女性側が告訴したが、刑事訴追は見送りに。ただ、MLBは有罪判決がなくても選手に処分を科す自治権を持っているといい、別の女性への性的暴行なども併せて調査し、今回の処分に至った。

 処分を受け、バウアーは声明を発表。「最大限に強い言葉で、私はリーグのドメスティックバイオレンス、性的暴行ポリシーに違反することをしていないと否定します。私はこの動きに抗議し、勝訴することを見込んでいます」と抗議した。

 昨季の81試合と今季ここまでの18試合は休職リスト入りしているが、今回の処分には含まれない。実際に324試合の出場停止となった場合、2024年の19試合目まで出られないという。バウアーは現在31歳で、再び出場できるころには33歳になっている。一方で、処分中の年俸はドジャースから支払われない。

 米全国紙「USAトゥデイ」では、ボブ・ナイチンゲール記者が今回の処分の重さに驚きつつ「彼はもう二度とメジャーリーグのユニホームを着ることはないかもしれない」と指摘。さらに自身のツイッターでも「トレバー・バウアーは確かに324試合の出場停止処分に抗議できるが、これは彼のMLBキャリアに対する死刑判決かもしれない」と表現した。(Full-Count編集部)