松井秀喜は「僕よりも率が高いですし、総合的に高い打者だと思う」

■エンゼルス 9ー1 アスレチックス(日本時間15日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、メジャー通算100号本塁打に到達した。敵地で行われたアスレチックスとのダブルヘッダー第2試合に「3番・DH」で先発出場し、5回の第3打席で5試合ぶりの7号2ラン。メジャー5年目、通算459試合目(投手のみでの出場を含む)の到達は、日本選手では松井秀喜(175本)の5年目、通算636試合を抜いて最速となった。

 ゴジラの100号よりも200試合近く少ない状況で大台到達した。それでも、少年時代に憧れの1人だった松井秀喜は松井秀喜のままだ。試合後に思いを打ち明けた。

「タイプ的に僕よりも率が高いですし、それこそ総合的に高い打者だと思うので。目標にずっとしてきましたし、そういう選手像の中で尚且つ本塁打を多く打てるのが自分の中でも理想。率も残るし、四球も取るし。尚且つ長打を打てるのが一番いい選手かなと思います」

 大谷は昨年7月に日本選手のシーズン最多本塁打となる32号。その際に、ゴジラから「彼こそが真の長距離打者だと感じます。また、大谷選手は素晴らしいピッチャーです。大リーグの常識を変えた唯一無二の存在です」と称えられた。その当時、大谷は「わざわざコメントしていただけるのも嬉しい」と喜んでいたが、その後も決して浮かれることはない。この日の囲み取材でも喜びより打撃の反省点を力説した。

「徐々に良くなっていると思う。ただ、少し(スイングする)ゾーンが広がっているかなという感覚があるので。もう少し自分がいいスイングができる球を我慢できればなと思います」

 メジャーで100本塁打&250奪三振はベーブ・ルース(通算714本塁打、488奪三振)以来史上2人目。そんな快挙にも「もっともっといい数字を求められるように頑張りたいと思います」と前を見据えた。二刀流として突っ走っていくつもりだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)