阪神メッセを抜いて単独トップに、5回の4失点は「反省して頭の中を整理したい」

■広島 6-4 ロッテ(1日・ZOZOマリン)

 広島の大瀬良大地投手が6月1日のロッテ戦(ZOZOマリン)に登板。7回120球9安打4失点で阪神メッセンジャーを抜くハーラー単独トップの今季8勝目をマークした。

 4月29日の阪神戦からの6連勝は、意地の続投でつかんだ。立ち上がりはロッテ打線を3回まで2安打とつけ入る隙を見せなかったが、4回無死一塁でドミンゲスを遊ゴロと絶好の併殺コースに仕留めたものの、田中が後逸。 無死一、二塁となって、ロッテ打線の餌食に。清田にはスライダー、鈴木、田村、加藤にはカットボールを狙われて怒涛の4連続タイムリーでゲームをひっくり返された。

「ああいう所でしっかり抑えていくことが、また信頼が高まること。反省して頭の中を整理したい」と大瀬良。しかし、打線はさすがセ・リーグ首位の広島。リーグの勝ち頭をナインは見捨てなかった。すかさず、5回先頭の丸が涌井から同点6号。7回にはセットアッパーの大谷から鈴木が勝ち越しの左中間二塁打を放つと、8回は益田から會澤の5号で2点差とした。

 5回に同点とされ、大瀬良にもギアが入った。5回は直球中心に変えて、無死一塁からドミンゲス、清田、鈴木と3連続三振。7回も角中、ドミンゲスを連続三振として締めた。

 10三振を奪ったが、半分の5個が5回以降の3イニングで「一人一人、どんな形でもアウトをとれればいいという思いで投げた。その結果が三振だった」と言う。5月25日の中日戦(マツダスタ ジアム)で自身初の無四球完投で7勝目を挙げたが、この日も四球はなく、制球力はさすがだった。(細野能功 / Yoshinori Hosono)