最終戦セレモニーで頭を抱え号泣「来年は必ず日本一を」

 今季、10年ぶりにパ・リーグを制覇した西武は、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで無念の敗退となった。21日の第5戦でソフトバンクに5-6で敗れ、2勝4敗(アドバンテージ1勝を含む)で終戦。日本シリーズ進出はならず、辻発彦監督は最終戦セレモニーで挨拶する際に男泣きした。

 試合後、球団は辻発彦監督に続投を要請し、受諾を得たと発表。2年契約となる。ただ、夢半ばでの敗退となり、試合後のセレモニーでは指揮官が泣き崩れた。

 選手、スタッフの列から前に出て、マイクの前に立った辻監督。しかし、頭を抱え、号泣すると、嗚咽が漏れた。約30秒間、言葉が出てこない。これを見守ったファンも涙を流した。ようやく絞り出した第一声は「悔しいです」。その後、選手やファンに感謝しつつ、来季の日本一を誓った。3年目を迎える辻監督のもとで、西武は再スタートを切る。

 以下は最終戦セレモニーでの辻監督の挨拶全文。

「悔しいです。まさか今日、2018年シーズンが終了するとは考えてもいませんでした。このたくさんのファンの皆様と日本一になる夢を選手とともに持ち、今日まで必死に戦ってきました。

 昨年、CSファーストシリーズで負け、その悔しさを持ち、選手たちは今シーズン、スタートいたしました。開幕してからの8連勝、シーズン終わるまで1度も首位を譲ることなく優勝したこと、本当に誇りに思います。

 9月に入り、中盤を過ぎ、本当に下からスタスタと追ってくるソフトバンクの足音、選手たちも緊張した中、疲労困憊の中、必死に戦ってくれました。一回りも二回りも大きくなったことを私は誇りに思います。

 昨年の敗戦から今年の成長、そしてまた、今年のこの敗戦が選手たちにとって大きなパワーとなって、また来シーズンに向かっていきたいと思います。

 本当に、昨年、今年と本当にたくさんのファンの方にこのメットライフドームに足を運んでいただき、熱い、熱い声援をいただき、本当に心から感謝したいと思います。来年は必ず日本一を勝ち取るために一丸となって、これから、もう来年にスタートしたいと思います。本当に2018年シーズン、多大なる応援、ありがとうございました」(Full-Count編集部)