2番手で登板も3連続を含む4被弾、監督は擁護「彼はただその役割に慣れていない」

■レッズ 14-0 マーリンズ(日本時間10日・シンシナティ)

 マーリンズでプレーする元中日のチェン・ウェイン投手が9日(日本時間10日)、敵地レッズ戦で2番手として登板し、2回を投げて4被弾を含む7安打3四死球10失点と大炎上した。マーリンズ移籍後、苦しみ続ける今季年俸2000万ドル(約22億2360万円)の左腕は、慣れない中継ぎでの投球にも「言い訳はできない」と話している。球団公式サイトが伝えた。

 チェンは4点ビハインド6回からマウンドへ。ヒット、四球、捕手のパスボールも絡んで1死ニ、三塁とピンチを背負い、ウィンカーに2点タイムリーを浴びた。さらに、この打球を右翼オブライエンが後逸してウィンカーは二塁へ。ボットは死球の後、1死二塁からケンプに3ランを被弾。すると、さらにスアレス、シェブラーに一発を浴びて3者連続被弾と大崩れし、この回一挙7点を失った。

 7回も続投したものの、二塁打と四球で1死一、二塁となり、ファーマーに3ランを浴びて10失点。厳しい結果に終わり、ベンチでうなだれた。

 球団公式サイトは「ウレーニャは6、7回に登板したチェン・ウェインに比べれば上出来だった」と厳しく指摘。5回4失点の先発ウレーニャのほうがまだマシだったと伝えている。この日のチェンの投球を振り返りつつ「チェンは彼のリリーフという役目への調整に問題を抱えているかもしれない、とマッティングリー監督が語った」と言及。ただ、本人は記事の中で「言い訳できない。選手として、仕事を与えられたら、それをやらなければならない。調整するために努力するのみだ」と話している。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」では「レッズ戦で10失点と炎上した後、チェン・ウェインとマーリンズは解決策を探し求めている」との見出しで報じており、マッティングリー監督のコメントも紹介。指揮官は確かに「彼が良くなることを期待している。しかし、以前のような起用方法でないことが彼にとって全くフェアでないのかもしれない。彼はベンチに座っている時間が長くなり、いつ登板するのか正確にわからない。そして、彼はただその役割に慣れていないと思う。でも、最終的に彼は良くなっていくと思うんだ」と擁護している。

 2016年から5年総額8000万ドル(約89億円)の大型契約でマーリンズに加入したチェン。しかし、入団後は負傷がちで昨季まで3シーズンで59試合にしか登板できておらず、この試合の前まで13勝18敗、防御率4.75と厳しい数字が並んでいる。イニング数も昨季の133回1/3が最高。今季は先発ではなく、中継ぎとして開幕を迎えていた。

 22億円超の年俸は今季チーム最高。来季はさらに上がり、2200万ドル(約24億4600万円)となる。しっかりと結果で応えられるだろうか。(Full-Count編集部)