チェンジアップを右手一本で中前に運ぶ「外野まで飛ばすなんて…」

■エンゼルス 5-4 Rソックス(日本時間12日・ボストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、今季7度目の“猛打賞”を記録した。5打数3安打2打点2三振の活躍で5-4での勝利に貢献。2回には2死満塁で外角低めボールゾーンへのチェンジアップを右手一本でセンター前に運んだが、エンゼルスOBは「彼がいかに力強いか」と絶賛している。

 大谷は初回、無死一、二塁の好機で相手先発キャッシュナーの内角直球を左前に運ぶヒット。地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務めるメジャー通算132勝のエンゼルスOB、マーク・グビザ氏は「とても良いスイングでした、オオタニ! インサイドアウトでレフトへライナーを打ちました」と称えた。

 さらに、1点リードで迎えた2回は2死満塁の絶好機でチェンジアップを右手一本で中前に運ぶ2点タイムリー。大谷は、10日(同11日)の同戦では7回無死満塁の絶好機で中前2点打を放ち、満塁では今季13打席目で初安打をマークしていたが、2試合連続で勝負強さを見せた。この一打にもグビザ氏は唸った。

 名物実況のビクター・ロハス氏が「センターに打ちました。落ちて、ヒットです。1点入りました。スタッシが本塁に向かいます。トラウトが三塁へ。全員セーフです。2点タイムリーヒットです、ショウヘイ・オオタニ。エンゼルスが3-0でリードです」と伝えると、グビザ氏は「大活躍です、ショウヘイ」と言及。さらに、チェンジアップは外角ボールゾーンへの1球だったため「厳しい球でした。これをインプレーとし、外野まで飛ばすなんて、彼がいかに力強いかが分かりますね」と称賛した。

 1点を追う7回1死走者なしの場面ではバーンズのカーブを左前に運び、今季7度目の“猛打賞”とした大谷。8月は試合前まで打率.208と苦しんでいたが、復調の気配が漂う。ロハス氏が名台詞の「ビッグフライ」を連呼し、グビザ氏がさらに唸る日々が再びやってくるだろうか。(Full-Count編集部)