メジャーで2度の「15本塁打以上&2桁盗塁」は日本人では井口のみ

■パイレーツ 10-7 エンゼルス(日本時間14日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地パイレーツ戦に「3番・DH」で出場し、5打数2安打2打点1盗塁。先制打を含む2打席連続タイムリーで今季27度目のマルチ安打をマークしたが、チームは7-10で逆転負けを喫した。今季通算成績は82試合出場で打率.291、15本塁打、49打点、10盗塁。エンゼルスは、デビューから2年連続「15本塁打&10盗塁」以上は球団史上初の快挙になったと発表した。

 大谷は初回無死一、二塁の好機で左翼線への痛烈な先制二塁打を放つと、2回は適時三塁打。しかし、4回1死一塁の第3打席はニゴロに倒れると、3点ビハインドで迎えた6回2死一、二塁の好機では右腕フェリスの前に空振り三振。5点を追う9回無死一、二塁の好機もニゴロに倒れた。

 だが、一塁走者のトラウトが二塁でアウトとなり、大谷は一塁に残る。そして、二盗に成功。これが昨季に並ぶ10盗塁目となった。エンゼルスは試合後、大谷が1試合で二塁打と三塁打を放ったのは、日本人メジャーリーガーとして初のサイクル安打を達成した6月13日(同14日)の敵地レイズ戦以来だったこと、10盗塁は今季チーム最多となったことを発表した。

「しっかり勝ちにつながる盗塁だったりとかホームランを打てれば」

 さらに、2度の「15本塁打以上&10盗塁以上」達成は、日本人選手では井口資仁(ホワイトソックス)に続いて2人目になったとレポート。また、デビュー2年連続の「15本塁打以上&10盗塁以上」達成は、エンゼルスでは球団史上初だとしている。

 2年連続の2桁本塁打&2桁盗塁について、大谷は「積極的に塁を狙うのは悪いことではないと思うので、1個1個重ねていきたいですし、しっかりセーフになれるという自信がないと行かないと思うので、そういう機会が多くあれば数字は伸びてくると思う。しっかり勝ちにつながる盗塁だったりとかホームランを打てればいいんじゃないかなと思います」と話す。今季は3番に固定されているが、盗塁への意識の違いは「ほとんどない」と言う。

「行けるときにいくというだけじゃないですかね。あまり決まらないようなところで走っても、次は4番なので、十分行けると思ったときだけでいいかなと思ってます」

 大谷は7月27日(同28日)のオリオールズ戦から14試合連続、56打席連続で試合での柵越えは出ていないが、ホームランも盗塁もさらに積み上げていけば、チームの勝利も増えていくことになる。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)