韓国メディアは154キロ右腕チェン・ジェヨンにスポットライト

 韓国・機張(きじゃん)で開催中の「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」。「侍ジャパン」高校日本代表はオープニングラウンドを勝ち抜き、5日からスーパーラウンドを戦う。佐々木朗希、奥川恭伸の両投手の躍動に注目が集まるが、韓国でMLBスカウトから注目されているのが17歳右腕、チャン・ジェヨンだ。

 米メディア「ジ・アスレチック」などに寄稿している韓国人記者、キム・スンミン氏は自身のツイッターを更新。チャンのブルペンでの投球練習を収めた動画と共にチャンの注目度の高さを紹介した。

「17歳の韓国人右腕プロスペクトのチャン・ジェヨンは、昨日メジャーリーグスカウトたちから多くの注目を集めた。チャンは来季のKBOドラフト(指名)への資格を持っており、最速154キロ(95.6マイル)を記録したこともある。これは中国戦の前に彼がブルペンで投げた映像の一部」

 韓国紙「中央日報」はチェンを紹介。7月に行われた韓国国内の高校生の試合にMLBから約10球団が視察。その中でチャンは150キロ超の剛速球を投げていたという。

「チャンは主に遊撃手としてプレーしているものの、スカウトたちは投手としてのプロ入りにより多くの興味を持っている。韓国では彼は中学時代からスポットライトを浴びており、当時から平均140キロ前後の直球を駆使してチームを3度の優勝に導いている」

 韓国高校野球の名門校である徳寿高に進学して更に成長。今回のU-18韓国代表では最年少で選出された。父のチュンソク氏は韓国プロ野球・ヒーローズ監督という“サラブレット”で、その父は「息子のプレーを見る機会はそこまで多くない」と2日の試合には観戦に訪れていたという。

「私の父は野球についてあまり話をしません。『謙虚でいなさい』と常に父から言われていました」と話しているチャン。初の世界一を目指す侍ジャパンの大きなライバルとなりそうだ。(Full-Count編集部)