杉谷は試合後に吉村GMに残留の意思を伝える「気持ちは決まっていて、ファイターズのユニホームを着て」

■オリックス 5-1 日本ハム(27日・札幌ドーム)

 今季国内FA権を取得した杉谷拳士内野手が27日、チーム残留の意志を改めて表明した。

 この日の本拠地オリックス戦で今季全日程が終了。試合後、吉村GMに来季も日本ハムでプレーする意思を伝えた。「僕自身、テスト入団で拾ってもらって今があるので、その思いを伝えました。気持ちは決まっていて、ファイターズのユニホームを着て、来年も元気にプレーするイメージです」と報道陣に明かした。

 今季は5月23日楽天戦(札幌ドーム)で左右両打席本塁打を放つなどシーズン前半は打撃好調だったが、最終的には83試合出場で打率.209、12打点、4本塁打に終わった。「前半は体の感じもバッティングの感じも良かったですが、夏場以降、体が疲れて振るわなかった。入りは一番いいシーズンだったのでもったいなかったです」と振り返る。

 すでに来季に向けたトレーニングプランを頭の中で固めており、11月に予定される秋季キャンプに参加したい意向も吉村GMに伝えた。具体的な契約交渉の日程は未定だが、秋季キャンプに間に合うよう早期の契約合意を希望している。

 同じく今季国内FA権を取得した中島卓内野手は「全員が取れる権利ではないですし、まずは話を聞いて、しっかり考えて決めたいと思っています。他球団の話を聞いてみたい気持ちもあります」と権利を行使するか否か熟考する考えを示した。

 今季は若手の台頭もあって120試合の出場にとどまり、打率.220と不本意な成績だった。「二遊間として出続けられなかったことに悔いが残ります。長いオフなので、しっかり来年に向かってやっていきたいです」と来季への準備も着々と進めていく。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)