先発ローテに課題、大谷は左膝手術も「先発ローテ復帰が妨げられることはない」

 メジャーリーグの移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」は、大谷翔平投手が所属するエンゼルスの来季について3つの課題があると指摘している。昨季オフに右肘のトミー・ジョン手術を受け、今年も左膝の分裂膝蓋骨の手術を受けた大谷だが、エンゼルスにとっては「明るいニュース」だと伝えてる。

 まず記事が伝える課題のひとつは「先発投手陣の強化」だ。7月にスカッグス投手が亡くなってから「エンゼルスはまだ動揺している」と記事では言及。それは球団において「愛すべき同僚」だっただけでなく、「エンゼルスの中の最高の投手の1人だった」からだと指摘している。今季も15試合で投げ、7勝7敗、防御率4.29で先発ローテの一角を担っていた。

「エンゼルスは2020年に向けて引き続き先発ローテーションを改善する努力をせざるを得ない」というが、層が薄くなったエンゼルスにとって「明るいニュース」が大谷だという。「最近、オオタニは新たに手術を受けたが、それによって来季早々に先発ローテーションへの復帰が妨げられることはないはずだ」とポジティブに言及。大谷は昨シーズン、10試合に登板し4勝2敗、防御率3.31をマークしていた。今回の左膝手術は来季に向けて万全を期すためのもので、マイナスに捉えられるものではない。

 大谷に加えてヒーニー、キャニングらが、来季のエンゼルス先発投手陣に数少ない希望を与える存在だと記事は指摘。捕手の強化も課題にあげている。

今季限りで契約満了のカルフーンの去就も不透明、球団は1年の契約延長オプションを持つが…

 また、エンゼルス打線にとってはカルフーンの去就が課題のひとつとして挙げられた。ハッスルプレーを見せる守備の名手としてお馴染みのカルフーンは、今季は打撃も好調。しかし、今季限りで3年契約が満了する。球団に選択権のある1年の契約延長オプションがあるが、記事では「彼を2020年もチームに歓迎するという意味ではない」として、エ軍不動の外野手の去就は不透明だとしている。

 その理由は、エンゼルスには解決すべき主要課題が他にもあるためだという。エンゼルスはカルフーンのオプションを行使して1400万ドル(約15億円)でチームに残留させるか、100万ドル(約1億700万円)を支払ってオプションを破棄するかを選択することができる。そのため、オプション破棄を選ぶことで浮いた1300万ドル(約14億円)をロースターの他の部門に費やすことに魅力を感じるかもしれないというのだ。

「解決すべき主要課題」とは先発陣についてのことも、もちろん含まれているだろう。となれば、やはりエンゼルスの来季を左右するのは大谷ということとなる。二刀流での復活が見込まれている来季、どのような結果を挙げるのか期待は膨らむばかりだ。(Full-Count編集部)