台湾に逆転勝利、東京五輪出場権へ「とてつもなく大きな1勝」も…

■アメリカ 3-2 台湾(プレミア12・15日・東京ドーム)

「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)は15日、スーパーラウンド第3戦のアメリカ-チャイニーズ・タイペイ戦が東京ドームで行われ、アメリカが3-2で逆転勝ち。今大会のアメリカ大陸最上位国に与えられる東京五輪出場権の獲得に望みをつないだ。すでに“他力本願”の状況だが、米メディアも「メキシコとオーストラリアに負けてもらう必要がある」と伝えている。

 劣勢だったアメリカだが、1-2で迎えた7回にルッカーが起死回生の逆転2ララン。負ければスーパーラウンド最下位確定、今大会での東京五輪出場権獲得の可能性も消滅するという一戦で、劇的な勝利をもぎ取った。

 この結果を受けて、野球専門紙「ベースボール・アメリカ」でエディターを務めるJJ・クーパー氏は「アメリカチームにとって大きな1勝だ。オリンピック出場権獲得のチャンスは、依然として非常に僅かなものだが。そして今、(アメリカが)メキシコとオリンピック出場権を掛けて3位決定戦で対戦するために、メキシコとオーストラリアには共に負けてもらうしかない」とツイート。アメリカが4位以内に入って17日の3位決定戦に進出し、メキシコと五輪出場権をかけて対戦するためには、ナイターでの韓国戦でメキシコが敗れ、16日の試合でオーストラリアがチャイニーズ・タイペイに負けるしかない。

 さらに、「ベースボール・アメリカ」のカイル・グレイサー記者もツイッターで「ブレント・ルッカーが勝ち越し2ランを放ち、台湾戦でアメリカにとてつもない逆転勝利をもたらした」とレポート。「そしてアメリカは今、メキシコとオーストラリアに負けてもらう必要がある。プレミア12でのオリンピック出場権獲得のチャンスを得るためだ。さもなければ、(大陸予選が行われる)来年3月に再びチャンスが巡ってくるまで、待たなければならない」と続けた。アメリカは今大会で東京五輪出場権を獲得できなかった場合、来年3月のアメリカ大陸予選、世界最終予選で東京行きの切符を目指すことになる。

 試合後には、スコット・ブローシャス監督も「我々にとっては後の2試合が非常に大切になる。ぜひ韓国に勝っていただき、そしてチャイニーズ・タイペイが明日(16日)のオーストラリア戦の試合にも勝ってもらえれば我々が3位決定戦に進出することができる。メキシコと戦って東京五輪に出場する可能性が残されている」と話した。“願い”は叶うだろうか。(Full-Count編集部)