3位決定戦で勝った国が東京五輪出場権を獲得、米国は絶望的な状況から“復活”

「第2回 WBSC プレミア12」スーパーラウンドは16日、チャイニーズ・タイペイ-オーストラリアが東京ドームで行われ、チャイニーズ・タイペイが5-1で勝利。この結果、アメリカが滑り込みでスーパーラウンド4位に入り、すでに3位が決まっているメキシコとの3位決定戦に臨むことが決まった。勝ったほうが東京五輪出場権を手にする一戦となる。

 今大会ではアメリカ大陸の上位国1チームが東京五輪の出場権を手にする。スーパーラウンドではこの1枠をメキシコとアメリカが争っていた。アメリカは13日のオーストラリア戦に敗れて1勝3敗となり、決勝進出の可能性が消滅。一方でライバルのメキシコは3勝0敗で、2連敗しない限り決勝進出と東京五輪出場が決定という状況になっていた。さらにアメリカがスーパーラウンド最終戦に勝って2勝3敗としても、直接対決で敗れているオーストラリアが最終戦に敗れて1勝4敗とならない限り、アメリカは3位決定戦に進めないという絶望的な立場だった。

 しかし、メキシコが日本、韓国に連敗して決勝進出を逃し、3位に転落。アメリカは最終戦でチャイニーズ・タイペイに逆転勝ちし、オーストラリアはそのチャイニーズ・タイペイに敗れた。アメリカは4位に滑り込んでメキシコが待つ3位決定戦への進出が決定。直接対決で勝てば、アメリカ大陸最上位の3位に入れる。まさに“奇跡的”に東京五輪出場の可能性を残した。

 MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「アメリカがオーストラリアに負けたとき、その後の4試合は下記の結果にならない限りは東京2020の出場権の可能性は潰えていた」と投稿した。

「日本がメキシコに勝利」
「アメリカがチャイニーズ・タイペイに勝利」
「韓国がメキシコに勝利」
「チャイニーズ・タイペイがオーストラリアに勝利」

 すべての条件を満たし、東京五輪出場の可能性を残したアメリカ。3位決定戦でさらなる“奇跡”を起こせるか注目だ。(Full-Count編集部)