新人王は共に2年目のソフトバンク高橋礼、ヤクルト村上が獲得

 2019年も残すところ、あとわずか。今季のプロ野球はセ・リーグは巨人が5年ぶりに優勝、パ・リーグは2年連続で西武が頂点に立った。だが、日本シリーズを制したのはパ・リーグ2位だったソフトバンク。クライマックスシリーズから怒涛の10連勝で楽天、西武、そして巨人を打ち破り、3年連続で日本一となった。

 そんな2019年シーズンで新人王に輝いたのはヤクルトの村上宗隆内野手とソフトバンクの高橋礼投手の2人。村上は10代最多本塁打記録を更新する36本塁打を放ち、高橋礼は初の2桁勝利となる12勝をマーク。共に2年目ながら、文句なしの新人王に輝いた。

 では、各球団のルーキーたちの1年目の働きぶりはどうだったのか。1年目で1軍出場を果たした選手たちを振り返り、今季の“新人”王を選んでみよう。まずはセ・リーグから。

ヤクルトはルーキー6選手が1軍デビューを飾る

【セ・リーグ】
○巨人
× 根尾昂
× 辰己涼介
1 高橋優貴 18試合5勝7敗0S0H 3.19
6 戸郷翔征 2試合1勝0敗0S0H 2.08
育1 山下航汰 12試合12打数2安0本0点 .167

○DeNA
× 小園海斗
1 上茶谷大河 25試合7勝6敗0S0H 3.96
2 伊藤裕季也 21試合52打数15安4本7点 .288
3 大貫晋一 15試合6勝5敗0S0H 5.00

○阪神
× 藤原恭大
× 辰己涼介
1 近本光司 142試合586打数159安9本42点 .271
3 木浪聖也 113試合363打数95安打4本32点 .262
4 斎藤友貴哉 1試合0勝0敗0S0H 0.00

○広島
1 小園海斗 58試合188打数40安4本16点 .213
2 島内颯太郎 25試合0勝0敗0S0H 4.40

○中日
1 根尾昂 2試合2打数0安0本0点 .000
2 梅津晃大 6試合4勝1敗0S0H 2.34
3 勝野昌慶 3試合1勝2敗0S0H 6.06
4 石橋康太 12試合17打数1安0本0点 .059

○ヤクルト
× 根尾昂
× 上茶谷大河
1 清水昇 11試合0勝3敗0S0H 7.27
2 中山翔太 35試合97打数28安5本14点 .289
4 浜田太貴 2試合5打数0安0本0点 .000
5 坂本光士郎 19試合0勝0敗0S3H 5.82
7 久保拓真 16試合0勝0敗0S1H 5.73
8 吉田大成 13試合32打数6安0本2点 .188

 何と言っても、阪神の近本だろう。新人王こそ逃したものの、142試合に出場して打率.271とまずまずの打率を残し、36盗塁で盗塁王に輝いた。パ・リーグの甲斐野と並び、セ・リーグのNO1ルーキーだったと言えるだろう。

 阪神では木浪も113試合に出場しており奮闘。DeNAの上茶谷は1年間ローテを担い、25試合に先発して7勝をマークした。巨人の高橋は先発陣の一角で5勝、中日の梅津も6試合で4勝をマークし、来季以降に期待を抱かせる1年目となった。

 球団ごとに見ると、ヤクルトは6選手が1軍でデビューし、セ・リーグで最多。中日は高卒ルーキーの根尾、石橋を含めて4選手、巨人、DeNA、阪神はそれぞれ3選手が1軍の舞台を踏んだ。12球団で最も少なかったのは、広島の2人だった。(Full-Count編集部)