弟の堅斗は最速147キロを誇る大分商のエースで、昨秋の九州大会準優勝

 ソフトバンクの川瀬晃内野手が10日、今宮健太内野手らと北九州市内で行う自主トレを報道陣に公開した。高田知季内野手や周東佑京内野手、楽天の村林一輝内野手らと約6時間、守備や打撃練習で汗を流した。

「やっぱりバッティング。プロ1年目から課題としてある」と打力の向上をこの自主トレでの最大のテーマに掲げる川瀬。プロ5年目を迎える今季は大きな発奮材料となることがある。その1つが、広島のドラフト1位ルーキー森下暢仁投手の存在だ。

 川瀬と森下は大分商高時代の同級生。高校時代の川瀬は遊撃手を務めながら、投手としても最速143キロを投げる投手でもあった。森下が広島に1位指名されたこのオフも地元で何度も食事に行き「プロでは先輩になるのでプロがどういう感じかとか、バッターのこととか話しましたね。アイツの存在は刺激だった。同じ舞台でやるのが楽しみです」。

 今季が5年目となる川瀬から4年遅れて森下は広島のドラフト1位でプロ入り。これまで食事に行った際には川瀬の“オゴリ”だったようだが、森下が契約金1億円、年俸1600万円の最高条件で入団。「このオフまでは僕が」と明かし、今後は森下が“支払い担当”になるようだ。

 もう1人が現在、大分商のエースを担う弟・堅斗だ。最速147キロを誇る豪腕で昨秋の九州大会準優勝。今春のセンバツ甲子園の出場が確実とされており「僕も頑張らないといけないと思います。弟は刺激になります」と語る。

「今年は刺激だらけ」と語る川瀬。同級生の森下、そして弟の堅斗に負けない、躍進の1年にしたいものだ。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)