サイン盗みで11月に就任したばかりのベルトラン監督が解任

 MLBのメッツは16日(日本時間17日)、昨年11月に就任したばかりのカルロス・ベルトラン監督を解任したと発表した。米球界を揺るがしている“サイン盗み”の首謀者の1人とされ、アストロズのAJ.ヒンチ監督、レッドソックスのアレックス・コーラ監督に続き、3人目の監督解任となった。

 11月に就任したばかりで1度も試合で指揮を執ることのないまま、チームを去ることになったベルトラン監督。メッツは、アストロズ、レッドソックスとともに早急に新監督を決めなければならなくなった。そのメッツの新監督候補として、米メディアは元ロッテ、ヤクルトのヘンスリー・ミューレン氏の名前を挙げている。

 ヤンキースから1994年にロッテ、そして1995年と1996年にヤクルトでプレーしたミューレン氏。2010年からジャイアンツでコーチを務め、今季からベルトラン新監督の下でベンチコーチへ就任していた。

 2017年にはヤンキースの新監督候補に浮上するなど、これまでにも監督候補として名前が挙がっており、米メディア「CBSスポーツ」は「カルロス・ベルトランがいなくなったメッツでヘンスリー・ミューレンが指揮を執る可能性」と題した記事を掲載し、ミューレン氏の監督就任の可能性を伝えた。

 記事では「球界を騒がせているサイン盗みスキャンダルのおかげで、ついにそのチャンスが訪れるかもしれない。木曜日の朝、1試合も指揮を執らずにカルロス・ベルトラン監督が辞任し、ジャイアンツで10年間過ごした後にメッツのベンチコーチに就任したミューレン氏は候補となるはずである」と伝え、ベルトラン監督の解任に伴ってミューレン氏が候補となる可能性に言及した。

 また、これまでにも監督候補に浮上してきたキャリアを踏まえ「ミューレン氏は何年もの間、監督になる準備はできていた。2年間(ジャイアンツで)ボウチー監督のベンチコーチを務め、その前の8年間は打撃コーチを務めた。ミューレン氏は5か国語に堪能で、選手に人気があり、メッツがこの状況を乗り越える助けになるかもしれない、おおらかな人物である」と指摘していた。(Full-Count編集部)