プレミア12で米国を率いたブローシャス監督の息子デビッド

 米球界を揺るがしているアストロズの“サイン盗み”。16日(日本時間17日)にはメッツのカルロス・ベルトラン新監督が解任され、アストロズのAJ・ヒンチ監督、レッドソックスのアレックス・コーラ監督に続き、3人目の監督解任となった。

 スキャンダルが世間を騒がしているMLB球界。そんな中、11月の「第2回 WBSCプレミア12」で米国代表を率いたスコット・ブローシャス監督の息子であるデビッド・ブローシャス氏が、3度のMVPに輝いているエンゼルスの至宝マイク・トラウト外野手が「ヒト成長ホルモン」を使用しているとし、騒動となっている。

 米メディア「NBCスポーツ」は「マリナーズの三塁コーチを務めたことのあるスコット・ブローシャス氏の息子デビッド・ブローシャスは、トラウトが“甲状腺”の問題でヒト成長ホルモンを服用していると、インスタグラムで責めた」と報じた。

 記事ではデビッドが自身のSNSに投稿した内容を紹介。「もっと良いことを知りたいなら、マイク・トラウトは“甲状腺”の症状でヒト成長ホルモンを服用している。それは彼が見つけた抜け穴で、MLBは球界最高の選手がヒト成長ホルモンを服用しているとファンに知って欲しくないから公にしていない。でも、球界の人間は知っているよ……」と記したが、その投稿は既に削除されたという。

 3度のMVPに輝き、球界を代表するスター選手であるトラウト。記事では「薬物検査で処分を受けたことは1度もない」とし、トラウトにそのような疑いはかかっていないことを指摘。「現時点で、この主張は確認されておらず、根拠がないが、デビッドがマリナーズの元三塁コーチの息子であることは、注目を集めるのに十分であった」としている。

 その後、デビッドがインスタグラム上で謝罪文を掲載。「マイク・トラウトの名前を出したその例えは、父や球界関係者に端を発するものではなく、何の根拠もありません。今回の件で、マイク・トラウトに対して非難したり、このような混乱を招く意図は全くありませんでした。マイク・トラウトは(良い意味で)MLBの顔です。私がしてしまった不公平なコメント、そしてそれによって生じた彼らへの悪影響に関して、彼と彼の家族に心から謝罪したいです。批判や懐疑心は彼らに向けられるべきではありません」と記した。(Full-Count編集部)