アストロズにはGMと監督の処分に罰金、ドラフト指名権剥奪も…

 メジャーリーグで大騒動となったアストロズのサイン盗み問題。当時のベンチコーチで、首謀者の一人とされているアレックス・コーラ氏はレッドソックス監督を退任。2018年から指揮を執るレッドソックスにも疑惑の目が向けられていたが、「処分は軽いものになる」と米メディアが伝えている。

 アストロズのサイン盗み問題では、ジェフ・ルーノー前GMとAJ・ヒンチ前監督がMLB機構から1年間の報酬なしの停職、球団には2020年と2021年のドラフト1巡目と2巡目の指名権剥奪と罰金500万ドル(約5億4860万円)が科された。これを受けてアストロズが両者を解任。さらに、当時ベンチコーチだったコーラ氏がレッドソックス監督を退任し、選手だったカルロス・ベルトラン氏も今季から就任するはずだったメッツ監督の座を退いていた。

 レッドソックスは、コーラ氏の監督就任1年目だった2018年にワールドシリーズを制覇。だが、アストロズに続いて、疑惑の目が向けられていた。

 米全国紙「USAトゥデー」は「レッドソックスはアレックス・コーラの後任としてロン・レニキーを監督に昇格させる予定」とのタイトルでレポート。コーラ氏の退任で不在となっていた指揮官の座に、ブルワーズ元監督でレッドソックスの現ベンチコーチのレニキー氏が就任する見込みと伝えているが、その中でサイン盗み疑惑についての同球団への処罰についても報じている。

 記事では、レニキー新監督就任の正式発表はMLBの調査結果が発表されてからとなることに言及。そのうえで「調査に携わった関係者2人がUSAトゥデイ・スポーツに語ったところによると、サイン盗みの証拠がほとんどなく、レッドソックスへの処分は軽いものとなる」と伝えた。

 MLBのマンフレッド・コミッショナーが、スプリングトレーニング開始前までに調査結果を発表すると語ったことにも同紙は触れている。ただ、「証拠なし」が理由で、アストロズよりも軽い処分という結末になりそうだ。(Full-Count編集部)