西武の與座やソフトバンクの泉ら1軍に近づく下位指名選手たちは…

 新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期となってしまったプロ野球。現時点でNPBは4月24日での開幕を目指すことを決め、そこに向けて各球団が準備、調整を進めている。

 ファンにとっても待ち遠しい2020年シーズンの到来。いったい、どんな1年になるのか。どの選手が活躍し、どんな若手がアッと驚く台頭、覚醒を見せてくれるのだろうか。そんな期待がふつふつと湧いてくる。

 もちろん、これまでのドラフト1位をはじめとする上位指名選手への期待値は必然的に高くなる。その一方で、プロ入りしてしまえば横一線、指名順位は関係ないとも言われる。そこで、今季のそのドラフト下位指名選手たちに注目。今季の台頭、覚醒が期待される下位指名で入団した選手をピックアップしてみよう。

 パ・リーグ3連覇を目指す西武で期待が高まるのが2017年の5位・與座海人投手だ。1年目にトミー・ジョン手術を受けて1年で育成選手契約となったが、順調に回復し、今季から支配下に復帰。オープン戦最終戦となった15日のヤクルト戦で4回1失点と好投した。25日の2軍練習試合でも4回1失点と好投しており、開幕ローテ入りを伺う。

 昨季、3年連続で日本一となったソフトバンクでは2018年6位の泉圭輔投手が楽しみだ。キャンプからA組に入ると、オープン戦6試合を無失点。わずか1安打しか打たれておらず、甲斐野央を欠く勝利の方程式に入ってきてもおかしくない。日本ハムでは今年の4位ルーキー鈴木健矢投手がオープン戦5試合を無失点と好投を続けている。

巨人の18年6位戸郷は開幕ローテ候補、燕17年4位塩見は中堅有力

 セ・リーグでは巨人の2018年6位の戸郷翔征投手が開幕ローテの有力な候補になっている。その年の支配下では最下位指名だったが、ルーキーイヤーでいきなり1軍で先発のチャンスを貰い、日本シリーズでも登板。今季は更なる飛躍が期待される。2017年の4位・北村拓己内野手には二塁手の定位置獲りの期待がかかっている。

 DeNAでは入団時は9位指名だった佐野恵太内野手が、今季から4番を務めることになりそう。筒香嘉智外野手のレイズ移籍に伴い、ラミレス監督が後継に指名した。佐野はこの年、支配下で指名された全87選手のうち84番目の指名。すでに通算180試合出場の実績を残すが、4番としてブレイクすれば、大きな飛躍となる。

 中日では2016年の5位・藤島健人投手が守護神の座を狙い、ヤクルトでは2017年4位の塩見泰隆外野手、2018年8位の吉田大成内野手がオープン戦で猛アピール。ルーキーでも阪神6位の小川一平投手、中日4位の郡司裕也捕手らが開幕1軍に近づいている。(Full-Count編集部)