固定ファンを作る、グッズ制作を…JFE東日本の3選手が真剣に未来を考える「今川会」

 社会人野球・JFE東日本で活躍する元DeNAの須田幸太投手は真剣に考えていた。「もっと社会人野球を盛り上げていきたい」―。同じ思いを昨夏の都市対抗でベストナインに選ばれた内藤大樹外野手、ドラフト候補の今川優馬外野手の3人も抱えていた。MLBやプロ野球だけでなく、アマチュア野球の大会も開幕が延期。野球が見られない今、暗い話題ばかりだからこそ、ファンの方も一緒に「盛り上げ案」を考えて、気持ちを明るくしてもらいたい。

 3人が共通して挙げているのは「知名度の低さ」だとハッキリと言う。プロも経験した須田は「なんで、知名度が低いかって、いい選手はプロに行ってしまう。2年周期で選手が変わっていってしまうからしょうがないかなとは思う」と考える。ただ、ベイスターズにいたからこそ、わかることもある。「やりようはあると思う。特に横浜DeNAベイスターズはお客さんが入ってない時代から満員のハマスタになった。色んなことを球団がしてくれて、ここでは言い尽くせないくらいファンサービスも増えた。色んなイベントも増えた」と分析する。

 会議の中で今川も「グッズがあればもっと身近になると思う」と提案。自身のツイッターではフォロワー数が1万5000人を超えているが、そこでも新しい発見や、ファンが何を求めているかが分かると話す。その一つが「内藤さんがイケメンキャラになっている」と千葉経大付時代に巨人・丸佳浩外野手の1学年下の後輩だった“イケメン外野手”のビジュアルに着目。このポイントもファン獲得につながるのではないかと議論になった。(内藤選手は控えめでした)。

 他にも様々なアイデアが会議の中では飛び出し、最終的にはファンも巻き込んで考えていこうということに。ハッシュタグで「#今川会」とSNSで投稿を呼びかけるとファンからの提案も届いた。このような野球の世界があり、こんなに真剣に社会人野球というカテゴリーを考えている選手たちがいることを一人でも多くの野球ファンに知ってほしい。(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)