7回途中3失点で勝敗付かず、「最初ちょっと3イニング粘られたんですけど…」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は16日(日本時間17日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発し、6回2/3を投げて8安打6奪三振1四球3失点(自責2)。今季14度目のクオリティスタート(QS、6回以上自責3以下)を記録したが、勝敗は付かなかった。チームは同点の9回に1点を失い、3-4でサヨナラ負けを喫した。

 ダルビッシュは初回、先頭メリフィールドのピッチャー返しを自らのグラブで弾いて内野安打にすると、ボニファシオは右翼線安打で無死一、三塁。3番ケインの初球が暴投となり、先制点を献上した。2回は1死一、二塁のピンチも無失点。3回に味方が同点に追いつくも、その裏に3回2死からホズマーに四球を与えた後、ムスタカスに右翼へ二塁打を運ばれて再び1点を勝ち越された。

 5、6回は3者凡退と落ち着きを取り戻すと、7回にはナポリが中堅へ同点弾。だが、ダルビッシュは直後の7回、2死まで順調に奪った後で、ビュテラの左前打、続くメリフィールドには左越え二塁打と連打を許す。この打球の処理に左翼マザラが手間取る間に、一塁走者だったビュテラが一気に生還し、またも勝ち越しを許した。

 98球に達していたダルビッシュは降板したものの、8回に味方打線が同点に追いつき、黒星は消えた。だが、チームは9回にサヨナラを許した。

 6月12日アストロズ戦以来6戦連続で勝ち星から遠ざかっているダルビッシュは試合後、「最初ちょっと3イニング粘られたんですけど、途中からいい感覚をつかんでよく投げられたと思います」と投球を振り返った。「最初の方は、僕が苦しんでる時はマウンドは大丈夫だったんですけど、だんだん相手ピッチャーも投げていて、暑いので、それで掘れてるところは変に掘れてるので、すごく投げづらかったです」と言いながら、しっかり対応した。

 地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」は、この試合で通算943奪三振としたダルビッシュが、ノーラン・ライアンがレンジャーズ在籍中に記録した939奪三振を超え、球団歴代4位に浮上したことを伝えた。ただ、ゲームを作りながら、白星をつかめない登板が続く。この試合では、味方が同点に追いついた後に2度勝ち越し点を許したことが痛かった。この日は98球を投げてストライクは70球。防御率は3.45となった。(Full-Count編集部)