後半戦初戦の西武戦に先発、「意気に感じて投げられれば」

 首位の楽天を1.5ゲーム差で追う2位ソフトバンク。首位奪取を狙う後半戦の開幕投手は、東浜巨投手に託された。17日の西武戦(ヤフオクD)でマウンドに上がる右腕は16日、福岡・筑後市にあるファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で行われた全体練習で最終調整を行なった。

 厳しい暑さの中、キャッチボールなどを行なった東浜。吹き出す汗を滴らせながら「残り60試合。ここの(オールスター)休みが1つの区切り。いよいよ後半戦という感じですね。(後半戦の1試合目を任されて)嬉しく思いますし、ここからが本当に大事になってくると思うので、意気に感じて投げられれば、と思います」と意気込みを語った。

 今季は、開幕からローテを守り、チームトップの8勝をマーク。和田、千賀、武田を負傷で欠くこともあった台所事情の中で、大黒柱の働きを見せた。14試合中11試合でクオリティースタート(6回以上を投げて自責3以下)を達成し、防御率2.48。十二分の働きを見せている。

「1年を通してしっかり同じように出来るようにというのを、今年は、ずっとテーマにおいてやってます。年間を通して、しっかりパフォーマンスが落ちないように、むしろ上げていくくらいじゃないと、落ちていくと思うので、それはキャンプからずっと取り組んでいる」

 昨季も前半戦だけで6勝をマークしたが、後半戦は9試合に先発(2試合にリリーフ登板)し、3勝4敗。あと1歩のところで、自身初の2桁勝利を逃している。

 後半戦での失速を防ぐため、就寝時間を早めたり、ケアの時間を多く取ったり、と体力の回復に費やすように心がけ「全部を野球に繋げる生活を送っています」という。相手は強力打線が売りの西武。「1人1人全力でいくのはもちろん、パ・リーグで1、2を争う打線だと思っているし、粘り強く投げられればいいと思います」。首位奪還を狙う後半戦。東浜にとっても、重要な意味を持つ残り60試合となる。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)