歴代22位のビジオに「3」、鮮やかな打撃に「何度も見てきた安打」

 マーリンズのイチロー外野手は22日(日本時間23日)、敵地でのレッズ戦に代打で出場。レフト前ヒットを放ち、メジャー通算3057安打で歴代22位(球団発表に基づく)のクレイグ・ビジオ(3060安打)に「3」とした。156キロの直球をはじき返した華麗な流し打ちに、地元テレビ局の解説者は「多才な男」「イチローの感銘的なバッティング」と称賛。試合はマーリンズが5-4で勝利し、2連勝とした。田澤純一投手は2点リードの8回に登板して1回2安打1死球1失点で今季4ホールド目を挙げた。

 マーリンズが5-4と1点リードで迎えた9回2死走者なしの場面で、背番号51の出番が訪れた。田澤の代打として登場すると、敵地グレート・アメリカン・ボールパークの観衆は拍手でレジェンドの登場を迎え入れた。

 マイアミで試合を中継していたテレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況が「観衆がイチローに素晴らしい歓迎を見せています。イチローは3056安打で歴代23位です。すぐ上の順位を猛追しております。クレイグ・ビジオが3060本安打です。4本差となっています」と紹介する中、剛腕イグレシアスに2球で追い込まれたが、ファウルで粘る。そして、最後は4球目の97マイル(約156キロ)の速球を鮮やかにレフト前に運んだ。

 実況は「イチローがライナーだ! 97マイルの速球をレフト前に跳ね返しました。歴代22位のクレイグ・ビジオにこれで3打差です!」と興奮気味にまくしたてる。解説者の元外野手トッド・ホランズワース氏も「我々は何度もこのヒットを見てきました。本当に多才な男です。97マイルのボールを弾き返しました。感銘的なイチローのバッティングです」と、イチローの代名詞とも呼べる華麗な流し打ちを絶賛した。

 後続が倒れて得点には繋がらなかったものの、マーリンズは勝利。イチローにとってはこれが3試合ぶりのヒットで、メジャー通算3057安打目。今季打率は.233となった。(Full-Count編集部)