地元テレビ局インタビューで率直な気持ちを明かす

 1日(日本時間2日)敵地でのブレーブス戦で7回2安打無失点の快投を披露し、今季10勝目(4敗)を飾ったドジャース前田健太投手。2年連続2桁勝利でチームを9連勝へと導いた右腕は、試合後に地元テレビ局「スポーツネットLA」のインタビューに応じ、激化する先発ローテ争いについて「プレッシャーはもちろん感じている」と素直な気持ちを明かした。

 この日は初回2死から1四球を与えたが、4回までノーヒットと順調な立ち上がり。走者を出しても二塁は踏ませず、ブレーブス打線を圧倒した前田は、先発ローテ残留に向けて大きくアピールした。

 前日7月31日のトレード期限にドジャースはレンジャーズからダルビッシュ有投手を獲得。今季ドジャースは、エース左腕カーショーとマッカーシーが故障中だが、ウッド、ヒル、マッカーシー、前田、柳、ステュワートら先発陣がひしめくが、ダルビッシュの加入で先発ローテ争いはさらに激化することが予想される。

 今季の勝敗数だけを見れば、この日を終えて前田が17試合に先発して10勝4敗、防御率3.79の成績。一方のダルビッシュは22試合に先発して6勝9敗、防御率4.01の成績だ。勝敗数や防御率を見ると前田の方が上回っているが、ダルビッシュが今季15試合でクオリティースタート(QS、6回以上自責点3以下)を達成しているのに対し、前田が一時ローテを外れたこともあり、QSを達成したのは4試合に止まっている。ドジャース首脳陣はダルビッシュをカーショーと並ぶ先発の軸として考えており、前田は勝利数では上回るものの、他の先発投手と残りのスポットを争わなければならない。

 インタビューに答えた前田は、ダルビッシュについて「日本にいる時から本当に尊敬しているピッチャーの一人ですし、一緒にできることっていうのは僕にとって光栄」と話したが、同時に自身の置かれる立場が厳しくなる現実は否定できない。先発枠争いの激化に伴うプレッシャーについて問われると、「先発にはいいピッチャーがたくさんいるので、そういうプレッシャーはもちろん感じています」と率直な気持ちを表現した。

 トレード移籍が決まった後、ダルビッシュから「よろしく」と連絡を受けたという前田。尊敬する先輩の加入をいい刺激に変え、後半戦はチームを引っ張る快投を重ねていきたい。(Full-Count編集部)