2軍戦では7本塁打、21打点、打率.296と調子は上向き

 1日に1軍登録されたロッテの“アジャ”井上晴哉内野手が2日、本拠地での日本ハム戦で「6番・一塁」でスタメンに名を連ねた。5月4日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、約2か月ぶりのスタメン出場だ。

 オープン戦は絶好調だったチームは、開幕後はうって変わってチーム打率1割台の貧打にあえいだが、井上は一人気を吐く場面もあった。4月6日ソフトバンク戦では2塁打2本を含む猛打賞を記録したが、4月後半から5月に入って調子を落とし、5月5日に登録抹消されていた。

 井上は「下半身に粘りがなくなっていた」と振り返る。100キロ超の体重を支える下半身に強さがなかったという。2か月間のファーム生活では「テーマは(上体と下半身の)バランスだけ。筋力アップで、ウエートをしっかりやりました。7月入ってバッティングは大分よくなった」と成果を語る。その甲斐あってか、2軍では47試合に出場し、7本塁打、21打点、打率.296と調子を上げてきた。

 今季1軍では26試合に出場して打率.220、9打点。残り50試合余り、シーズン最後まで1軍に残り、ルーキー年(2014年)の自己最多36試合出場を上回ることが最低目標になる。打撃練習では、左中間中段などスタンドインを連発するなど期待大。アジャ井上の覚醒が注目される。(細野能功 / Yoshinori Hosono)