U-12W杯のスーパーラウンド初戦で圧勝、仁志監督も「予想外、予想以上の結果」

 侍ジャパンU-12代表が、悲願の世界一へ一歩前進した。台湾・台南市で行われている「第4回 WBSC U-12ワールドカップ」は3日、大会7日目が行われた。前夜に開催国チャイニーズ・タイペイ戦で劇的な逆転勝ちを収めた侍ジャパンU-12代表は、この日まず、オープニングラウンドでサスペンディッドゲームとなっていたブラジル戦の続きを戦い、15-0で4回コールド勝ち。グループAの首位でスーパーラウンド進出を決めた。

侍ジャパンU-12代表、銅メダルはならず 仁志監督は選手称える「涙を流すくらいの成長をしてくれた」(侍ジャパン応援特設サイトへ)

 午後2時(日本時間3時)からは、スーパーラウンド初戦でニカラグアと対戦。初回1死二塁から戸井零士(松原ボーイズ)が先制適時打を放つなど、この回3安打2四死球、さらには相手の失策や4つのボークなども重なり、いきなり4点を奪った。2回、4回にも1点ずつを加えると、5回には相手の失策などで4得点。ニカラグア投手陣がなんと6個のボークを犯したことにも助けられて、5回コールドゲームとした。

 先発の南澤佑音(大東畷ボーイズ)は3回を投げて、5個の三振を奪い無安打無失点に封じる好投。2番手の加藤達哉(武蔵府中リトル)も2イニングを1安打無失点に封じた。仁志敏久監督は「これは予想外、予想以上の結果ですね。相手のボークに助けられての試合だった。コールドというのは頭になかった」と想定外の圧勝に驚きを隠さなかった。

 スーパーラウンド初戦を快勝で飾る理想的なスタートを切った侍ジャパンU-12代表。4日には大会2連覇中のアメリカと対戦する。「勝てば、ファイナルがかなり見えてくる」と仁志監督は言う。上位2か国がファイナルに進出するスーパーラウンド。最強の敵に、若き侍たちが立ち向かう。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)