後半は18勝3敗、勝率.857と驚異の快進撃

 後半戦に入り、ドジャースの快進撃が止まらない。オールスター休みを終え、後半戦はここまで22試合を戦い、18勝3敗。後半戦だけに限った勝率は、なんと.857にも達する。シーズンを通しても79勝32敗、勝率.712と30球団最高成績をマーク。7月31日のトレード期限にはレンジャーズからダルビッシュ有投手を獲得したほか、救援左腕を2人追加した。

 30球団最速で80勝に王手を掛けたドジャースを巡り、にわかに期待が高まったのがメジャー史上最多116勝へのチャレンジだ。MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」では、「2017ドジャースがMLB史上最高チームに匹敵するには」のタイトルで特集記事を組んでいる。

 現在はレギュラーシーズンは162試合を戦っているが、152試合だった時代も含め、最多勝利数は116勝だ。メジャー史を振り返ると、116勝を記録したチームは1906年カブス(116勝36敗)、2001年マリナーズ(116勝46敗)の2チームだ。今季のドジャースが116勝するためには、残り51試合を37勝14敗、勝率.725でいく必要がある。後半戦の勝率をもってすれば、116勝に達することも夢ではなさそうだ。

 さらに、ハードルを上げた目標となると、1906年カブスが記録した勝率.763という記録だろう。当時は1シーズンが152試合だったため、カブスの勝ち星は116勝だったが、勝率は2001年マリナーズ(.716)を圧倒的に上回る数字となった。今季のドジャースが1906年カブスを凌ぐには、勝率.765となる必要がある。これを勝敗数に置き換えると124勝38敗。つまり、残り51試合で45勝6敗という神懸かった勝ち方をしなければならず、現実的とは言えなそうだ。

 この他、シーズン110勝以上を記録したのは、1998年ヤンキース(114勝48敗)、1954年インディアンス(111勝43敗※154試合)、1909年パイレーツ(110勝42敗※152試合)、1927年ヤンキース(110勝44敗※154試合)の4チーム。今季ドジャースが110勝に達するためには、残り51試合で31勝20敗の成績を残せばいいことになる。

 果たしてドジャースは周囲の期待通りに116勝に並ぶ、あるいは抜いて新記録を樹立することができるのだろうか。1988年以来のワールドシリーズ優勝を目指すドジャースの戦いぶりから目が離せなくなりそうだ。(Full-Count編集部)