5回1失点も降板後に逆転されて敗戦、ロバーツ監督は“敬意”「脱帽するよ」

 ドジャースの前田健太投手は8日(日本時間9日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、5回4安打1失点6奪三振1四球と好投したが、勝敗はつかなかった。降板後に救援陣が逆転を許し、ドジャースも3-6で敗戦。だが、デイブ・ロバーツ監督は「本当によく戦っていた」と右腕の力投を称えている。

 前田は初回、先頭打者に二塁打を浴びるなど無死一、二塁とピンチを背負うも、後続を断って無失点。2、3回は好投すると、ドジャース打線は4回にターナーのソロ本塁打で先制した。さらに、フォーサイスのタイムリーで2点目を奪取。前田は4回も3者凡退と危なげない投球を見せる。

 だが、5回は先頭アイアネッタにソロ本塁打を被弾。マルテのヒット、一塁牽制での連携ミスなどで走者を三塁に進めたが、1死からペラルタのピッチャー返しを素早い反応でつかむなど 後続を断った。ドジャースは6回にターナーの2打席連続ソロ弾で再び2点差とし、92球で降板。しかし、バエスがソロ弾を浴びて1点差に。その後、プイグのホームランキャッチが飛び出すなどこの回はリードを死守したが、7回にワトソンが痛恨の逆転満塁弾を浴び、前田の白星が消滅。ドジャースもそのまま敗れた。

 ただ、ロバーツ監督は試合後、「ケンタは本当によく戦っていたと思う」と右腕を称賛。「初回はストレスが多かったと思う。でもその後、スライダーは本当に良かった。チェンジアップも非常に良かった。ファストボールも素晴らしかった」と評価した。

 この日は、継投がはまらず連勝は4でストップ。それでも、前田は5回降板ながら、先発としてゲームを作っただけに、指揮官は「ケンタは5回を投げ、勝つチャンスを与えてくれた。脱帽するよ」と信頼を明かした。

 連勝は4でストップしたが、79勝33敗の勝率.705と相変わらず驚異的な勝率を誇るドジャース。ダルビッシュが加入し、先発ローテーションの層は厚くなった。エース左腕カーショーをはじめ、怪我人が戻れば生き残りへの争いは厳しくなる。前田も安定感のある投球を続け、存在価値を示したいところだ。(Full-Count編集部)