5回で106球要すも2失点、ロバーツ監督「ベストじゃない時に5回10奪三振は非常に励みになる」

 10日(日本時間11日)に敵地ダイヤモンドバックス戦で今季8勝目(9敗)を挙げたドジャースのダルビッシュ有投手。立ち上がりからシンカーの制球が安定せずに、球数がかさむ苦しい登板となったが、打線の援護にも助けられながら、5回を5安打10奪三振2失点で白星を飾った。本調子ではない中でも試合を作った右腕について、ロバーツ監督は「彼がいかに素晴らしいかを表している」と高評価した。球団公式サイトが伝えている。

 3回に自らの暴投も絡んで1点を失うと、4回にはマルティネスにソロ弾を浴びて1失点。5回を投げて106球を要したものの、なんとか2失点で凌ぎ、チームに勝利をもたらした。ボールが先行する場面が多かったが、それでも新天地デビューから2戦連続の10奪三振を記録。指揮官は「今日は踏ん張りが必要な投球だった」としながらも「5回で10奪三振という事実は、彼がいかに素晴らしいかを表している」と称えた。

 4回までは速球とスライダーが中心だったが、5回無死一塁の場面で迎えたポラックをカウント2-2からのカーブで空振り三振。変化球を有効利用して3者三振に締めた右腕について、ロバーツ監督は「スピードを変化させ、ボールを巧みに操った。非常によかった」とし、特にスライダーについて「ストライクゾーンに長くとどまったかと思うと、最後にグッと落ちる」と驚愕してみせたという。

 シーズンは佳境に入り、ブルペン陣にも疲れが見える頃。本来ならば、先発投手は6回を投げ終えたいところだが、本調子ではない中でも5回10K2失点とした右腕の努力を「非常に励みになる」と指揮官は称えたという。

 ローテーション通りなら、次回は16日(同17日)に本拠地で行われるホワイトソックス戦となる。トレード移籍以来初めて上がるドジャースタジアムのマウンドでは、本拠地ファンの目の前で快投デビューと行きたいところだ。(Full-Count編集部)