「テンポ悪く」初勝利はお預け、次回登板へ課題「しっかり修正したい」

 ロッテのルーキー酒居知史投手が次回登板(18日からのオリックス戦)へ課題をしっかり見据えた。

 11日の西武戦に今季2度目の先発。初回の入りと上位打線の一発封じをテーマにマウンドにあがったが、初回は先頭秋山に右前打を浴びると、1死から浅村に外角146キロの速球を右翼席に先制14号2ランとされた。

 3回にも浅村に2打席連続の15号ソロを浴び、5回被安打8で3失点。113球で降板した。

「テンポが悪く、自分の持ち味を出すことが出来なかった。同じバッターにホームラン2本。何かを変えていかないといけなかった。(次回先発の)課題をしっかり修正していきたい」と酒居。速球のMAXは148キロもファールで粘られた。

 初先発した4日の楽天戦で見せた、速球を低めに集めるテンポのいい投球から一転、この日は慎重さが目立ち、大胆さが影を潜めた。楽天戦では5回までわずか60球だったが、この試合では初回に35球も投げ、4回で100球を超えた。

「前回と違って、ボール球が多く、ホームランを打たれて、神経質になった部分はあった」と伊東監督。サード中村、セカンド鈴木の好守など、バックの守備に再三助けられた面はあるが、5回まで何とか粘って3失点。その裏の角中の同点2ランに繋げ、試合を作った。

「3点で抑えたのは、次につながる。度胸のいいピッチャーなので、これをずっと続けてほしい」と指揮官。初白星はお預けになったが、内容を評価した。(細野能功 / Yoshinori Hosono)