プロ初登坂は開幕カード先発か

 西武に救世主が現れた。アンダースローの與座海人(よざ・かいと)投手が14日にメットライフドームで行われたロッテとの練習試合に先発し、5回1/3、2安打4奪三振1死球2失点と好投したのだ。

 1回、先頭の福田秀にいきなり10球を要したが、外角いっぱいの129キロのストレートで見送り三振に仕留めると、勢いに乗った。5回を投げ終えた時点で許した走者は3回2死から死球を与えた藤岡のみ。

 6回、先頭の田村、藤岡に連打を浴び、福田の左飛で1死二、三塁となったところで、マウンドをドラフト2位の浜屋に譲った。その後、浜屋が角中に2点適時打を許したため、與座に2失点が記録された。

 與座は前回登板の7日の中日との練習試合でも4回4安打1失点に抑えている。西武の先発投手陣は練習試合再開後、開幕投手を務めるニールや高橋光らが打ち込まれ不安いっぱいだったが、一服の清涼剤となった。

 沖縄出身で、岐阜経大からドラフト5位で入団し3年目の與座は、右肘のトミー・ジョン手術を受け一時は育成選手に降格されたが、完治して昨年11月に支配下選手に復帰。背番号も「124」から「44」に変わり、再起を期している。苦労人の與座はプロ初登板を開幕カードの先発で飾ることになりそうだ。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)