西武は1試合平均6.9得点をマークし、10試合で1敗しかせず

 6月19日に開幕を迎えるプロ野球。新型コロナウイルスの感染拡大により3か月遅れで迎える開幕に向けて、12球団は6月2日から練習試合を行い、調整を進めてきた。その練習試合も16日に予定されている巨人対ロッテ戦を残して終了。残る10球団は14日の試合で最後の実戦機会を終えた。

 巨人とロッテが1試合ずつを残す状況ではあるものの、各球団の練習試合はどんな戦いぶりだったのか。ここではチームの投打成績を振り返ってみよう。まずは打撃成績だ。

【チーム打撃成績】
○パ・リーグ
西武 10試合 打率.298 69得点 108安打 16本塁打
ソフトバンク 12試合 打率.269 53得点 111安打 10本塁打
楽天 11試合 打率.269 63得点 104安打 15本塁打
ロッテ 12試合 打率.252 50得点 99安打 13本塁打
日本ハム 12試合 打率.256 52得点 101安打 19本塁打
オリックス 12試合 打率.244 50得点 97安打 12本塁打

○セ・リーグ
巨人 10試合 打率 .267 51得点 92安打 12本塁打
DeNA 12試合 打率.233 56得点 95安打 16本塁打
阪神 11試合 打率.220 40得点 77安打 10本塁打
広島 11試合 打率.223 49得点 80安打 10本塁打
中日 12試合 打率.275 53得点 113安打 17本塁打
ヤクルト 11試合 打率.232 40得点 82安打 11本塁打

中日はセ・リーグトップの打率.275を記録するも、得点は楽天やDeNAを下回る53点

 10試合でわずか1敗しかしなかった西武。自慢の強力打線は今季も健在のようだ。チーム打率は.298と12球団で群を抜く。10試合と試合数は巨人とともに最少にも関わらず、12球団トップの69得点を叩き出している。秋山のMLB移籍により戦力ダウンが心配されたが、1試合平均6.9点と変わらぬ得点力の高さを示した。今季も「山賊打線」は健在だ。

 西武に次ぐ得点を叩き出したのは楽天で11試合で打率.269を記録し、63得点をあげた。ブラッシュ、浅村の主砲に加えて、ロメロや鈴木大の加入がこの練習試合では成果に現れたと言えそう。ソフトバンクは楽天と同じ打率.269をマークしたが、1試合多いにも関わらず、得点は10点少ない53得点。いかにチャンスで得点をあげるかがシーズンでも鍵になりそう。

 この2球団を上回るチーム打率を残したのはセ・リーグの中日。昨季同様にチーム打率はセ・リーグトップの.275を残したが、得点数はソフトバンクと同じ53得点に止まった。昨季も同じような課題を抱えていた中日。こちらも出来るチャンスでいかに得点を重ねるかが、シーズンでは鍵を握りそうだ。

 一方で打線に元気がなかったのは阪神と広島、ヤクルトのセ・リーグ3球団か。ヤクルトは11試合でチーム打率.232、広島は11試合で打率.223。阪神は11試合で12球団ワーストの打率.220に終わった。得点数は広島が49得点、阪神とヤクルトは12球団で最も少ない40得点だった。(Full-Count編集部)