西村監督「取れるところでしっかり取っておかないと」

■西武 9-5 オリックス(2日・メットライフ)

 オリックスは2日にメットライフドームで行われた西武戦に5-9で敗れた。今季2勝10敗となり、セ・リーグの阪神と共に10敗に到達した。

 チーム状態を象徴するかのように、チグハグな攻撃だった。3-3の同点で迎えた5回1死一、三塁では、大城がセーフティースクイズを試みるも、捕球した投手・本田がグラブトスし、三塁走者・廣澤が本塁タッチアウトに。西村徳文監督は試合後「点を取れるところで、しっかり取っておかないといけない」と嘆いた。

 4-5と1点ビハインドの7回1死二、三塁では、再び大城が初球をスクイズ。捕手の森は、目の前の一塁線付近に転がったボールを捕り、本塁へ突入してくる三塁走者・山足にタッチしようとしたが、かわされ、球審の深谷はいったん「セーフ!」と判定。しかし、審判団が協議した結果、責任審判の笠原塁審が「球審は捕手の死角にいて、フェアとジャッジしたが、見づらかったため、4人で協議し、ファウルとしてランナー二、三塁で再開します」と判定が覆った。

 さらに大城はカウント2-1からの4球目にもスクイズを試みたが、またもやファウル。それでも粘った挙句、7球目にヒッティングで一ゴロを転がし、三塁走者を迎え入れて同点とした。だが、指揮官が「その後にもチャンスがあったわけですからね……」と指摘した通り、その裏に西武に2点を勝ち越され、8回には無死二、三塁まで詰め寄りながら、若月が空振り三振、代打・小島も空振り三振、代打・小田も遊飛に倒れ1点も返せず。結局、その裏に決定的な追加点を奪われた。これだけミスが続けば、勝利の女神にそっぽを向かれるのもしかたがない。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)