昨季セ最優秀中継ぎ投手を争ったジョンソンとロドリゲスもMLB復帰1年目で結果

 60試合に短縮となった今季のMLBは、チーム内の新型コロナウイルス感染拡大によって一時活動停止となっていたカージナルスを除く29球団が折り返し地点となる30試合を消化。前半戦ではNPBで活躍して逆輸入された元助っ人たちの活躍も目立った。ここではメジャーの舞台で躍動している元助っ人たちを紹介したい。

○アンソニー・バース(ブルージェイズ・元日本ハム)
17登板、2勝2敗2ホールド4セーブ、防御率2.50、18回、14奪三振、WHIP 0.89

○ラファエル・ドリス(ブルージェイズ・元阪神)
17登板、1勝1敗7ホールド1セーブ、防御率2.12、17回、17奪三振、WHIP 1.35

○クリス・マーティン(ブレーブス・元日本ハム)
10登板、0勝1敗3ホールド1セーブ、防御率0.90、10回、9奪三振、WHIP 0.40

 ブルージェイズの勝ちパターンを担うバースとドリスの活躍が特に光った。バースは離脱中の守護神ジャイルズの代役を務めて4セーブ、WHIPは0点台と安定感抜群だった。ドリスはその前の7、8回を任されて7ホールド。また、バースとともに日本ハムで活躍したマーティンは、開幕戦での1失点以降、9試合無失点で防御率0.90。10イニングでわずか3安打しか許していない。

○ピアース・ジョンソン(パドレス・元阪神)
16登板、3勝1敗1ホールド、防御率3.46、13回、17奪三振、WHIP 1.31

○ジョエリー・ロドリゲス(レンジャーズ・元中日)
11登板、0勝0敗3ホールド、防御率2.25、12回、17奪三振、WHIP 1.08

 昨季セ・リーグの最優秀中継ぎ投手のタイトルを争ったジョンソンとロドリゲスはメジャー復帰1年目でともに結果を残している。ジョンソンは勝ちパターンでの起用こそ少ないものの、防御率2.25と2006年以来のポストシーズン進出を目指すパドレスの重要な1ピースに。ロドリゲスも3ホールドをマークし、奪三振率12.8と健闘している。

ルブランは6先発で防御率8.06も無敗で今季終了、野手はグリエル兄弟が活躍

○ライアン・ブレイシア(レッドソックス・元広島)
15登板、1勝0敗4ホールド、防御率4.91、14回2/3、16奪三振、WHIP 1.57

○ウェイド・ルブラン(オリオールズ・元西武)
6先発、1勝0敗、防御率8.06、22回1/3、13奪三振、WHIP 1.57

 昨季途中にはレッドソックスの守護神も務め、メジャー復帰後3年目を迎えたブレイシアは防御率4.91ながら4ホールドをマーク。ルブランはオリオールズの開幕ローテーション入りし6先発したが防御率8.06と振るわず。左肘の違和感で今季絶望となったが、打線の援護もあり1勝0敗と無敗のままシーズンを終えた。また元巨人のマイコラスも右前腕の手術で今季絶望となっている。

○ユリエスキ・グリエル(アストロズ・元DeNA)
34試合、打率.273、5本塁打、14打点、OPS.813

○ルルデス・グリエルJr.
33試合、打率.269、5本塁打、19打点、OPS.796

 野手では元DeNAのグリエル兄弟が今季も活躍中。兄のユリエスキは昨季、打率.298、31本塁打とキャリアハイの好成績。開幕前にはサイン盗み問題にも揺れたが、打率.273、5本塁打と変わらない打撃を見せている。DeNAと契約したものの来日はしなかった弟のルルデスも、ブルージェイズのレギュラーとして兄と遜色ない成績だ。また、元巨人のアドリス・ガルシアは3試合に出場して6打数無安打。8月10日(日本時間11日)に降格となった。(Full-Count編集部)