楽天・岩見雅紀外野手とDeNAドラフト6位ルーキー蝦名達夫外野手がそろって記録

 プロでの第一歩を、記念すべきアーチで飾った。10日のプロ野球では、楽天の岩見雅紀外野手とDeNAのドラフト6位ルーキー蝦名達夫外野手が、そろってプロ初安打が本塁打。同じ日に2人も記念すべき快音を残した。過去を振り返ってみると、球界を代表する大打者たちも記録し、キャリアを重ねていった。

 岩見は本拠地楽天生命パークでのソフトバンク戦に「7番・DH」でスタメン。先頭で迎えた3回、ソフトバンクの先発・東浜の初球のカーブを迷いなく振り抜くと、打球は弾丸ライナーで左翼スタンドに一直線。プロ1号は貴重な先制ソロになった。

 蝦名は本拠地横浜スタジアムでの阪神戦で、3点を追う4回1死の場面で代打で登場。フルカウントから阪神・能見が投じた直球をとらえ、打球はバックスクリーンに吸い込まれた。まだ出場3試合目だったルーキーは、プロ通算4打席目で結果を残した。

 誰もができるわけではない「初安打がホームラン」。過去には大物打者たちも記録している。最近では、巨人の岡本和真内野手が2015年9月5日のDeNA戦で、5回に代打で登場し、砂田から左翼席2ランを放っている。現レイズの筒香嘉智内野手も、DeNA1年目だった2010年10月7日の阪神戦で、7回に久保田から右中間へのアーチを描いた。

 さらに遡ると、清原和博氏も西武1年目の1986年4月5日、南海戦で途中出場すると、9回に藤本から左中間へソロを記録した。極め付けはソフトバンクの王貞治会長。巨人に入団した1959年4月26日、後楽園球場での国鉄戦で7回先制の決勝2ランを放った。

 ズラリと並ぶ昭和、平成の大打者たちの名前。初安打でアーチを描くことは、一流への”登竜門”なのかもしれない。(Full-Count編集部)