第5戦は最強左腕カーショーが先発も、ジャンセンへの「橋渡し役は必要不可欠」

 ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地で行われたアストロズとのワールドシリーズ第4戦に6-2で勝利し、シリーズ2勝2敗のタイに戻した。前日の第3戦では、先発ダルビッシュ有投手の早期降板により2回途中から登板し、42球のロングリリーフで無失点に抑えた前田健太投手は、当初の予定通り出番はなし。ただ、第5戦は起用が可能になるため、デイブ・ロバーツ監督は「ケンタが帰ってくる」と声を弾ませている。第2戦と第3戦の前田の好投について、MLB公式サイトも高く評価している。

 この日の試合後の記者会見。6回途中から登板して1回1/3を無失点に抑えたモローについての質問を受けたロバーツ監督は、ワールドシリーズ全試合で登板している救援右腕について、第5戦も「彼は起用可能だ」と2回繰り返し、前田についても言及した。

「そして、我々にはケンタが帰ってくる。明日は我々の馬車馬、背番号22(カーショー)が先発する。マッチアップを見て、我々のブルペンを投入する。ビッグマン(守護神ジャンセン)に繋ぐ橋渡し役は必要不可欠なんだ」

 前田の起用が可能となることを心待ちにしていた。

 第3戦で、4失点で2回もたずに降板となった先発ダルビッシュの後を継いで、42球の熱投を見せた前田。1安打1四球2三振の快投で、ポストシーズン7試合、9イニングを無失点で抑えている。ロバーツ監督は第3戦終了後、前田がこの試合で投じた球数の兼ね合いで、第4戦は起用しない方針を明らかにしていた。

 ただ、MLB公式サイトでは第3戦終了後、「マエダの輝ける投球が第4戦に向けてブルペンを温存した」と力投が第4戦への大きなカギになると言及。ドジャースは実際に勝利した。記事ではさらに、ここまでの投球内容について「マエダは先発投手としての耐久性、そして、右打者相手の有効性の高さから、ヒューストンのラインナップ相手にも優秀に対抗している」と、アストロズの強力打線をも危なげなく抑え込む内容を高く評価していた。

 ポストシーズンで先発からブルペンに配置転換となった前田は、輝かしい働きでアメリカで評価を高めている。(Full-Count編集部)