MLB公式「ダルビッシュは、今シーズンの終わり方に満足しているようだった」

 カブスのダルビッシュ有投手は今季8勝挙げ、日本人初となる最多勝を獲得した。サイ・ヤング賞への期待も高まる中、MLB公式サイトでも「ユウ・ダルビッシュのサイ・ヤング賞へのチャンスを考えてみる」と記事を掲載。名誉ある称号の行方を占っている。

 記事では、ダルビッシュが今季最終登板となった25日(日本時間26日)のホワイトソックス戦の前後に、サイ・ヤング賞についての質問をすべてかわしたと触れた上で「ホワイトソックス戦での10-0の勝利でのパフォーマンスが全てを語っている」と言及。ロス監督に受賞の行方を聞くと「僕のチームの選手が取るべきだよ。出来るなら、僕のチームの選手たちに全ての賞をあげたいよ」と笑って語ったと紹介した。

 その上で、ダルビッシュのライバルはバウアーとデグロムであると言及。バウアーは5勝4敗でリーグトップの防御率1.73。デグロムは4勝2敗、防御率2.38といずれもダルビッシュに劣るものの、リーグトップの104奪三振を誇る。記事でも3選手の各種データを並べて比較している。

 ダルビッシュについては「今シーズン、彼が昨シーズンの後半に始めたことを続けたきた。昨シーズンの後半からここまでの成績は、25回の先発で、157回2/3を投げ、防御率2.40、奪三振211に対して与四球は21、(その間に集めた)WARは5.4だ」と指摘。相棒との名コンビぶりにも触れ「その間、ビクター・カラティニがダルビッシュの捕手を務めて、2人は、強い信頼関係を築いてきた。カラティニは、ダルビッシュがサイ・ヤング賞を取れば『それは、2人で達成したような気になる』と語った」と紹介した。

 記事ではダルビッシュの登板後のコメントを挙げながら「ダルビッシュは、今シーズンの終わり方に満足しているようだった」とも。堂々の有力候補者の言動は気になるところだが「彼にまだ、サイ・ヤング賞については聞いてはいけない」とまとめている。果たして栄冠は誰のもとに?(Full-Count編集部)