ワールドシリーズ通算10勝は最多記録、ヤンキースの背番号16は永久欠番

 ヤンキースは9日(日本時間10日)、球団最多の通算236勝を挙げたホワイティー・フォード氏が8日にニューヨーク州の自宅で死去したと発表した。91歳だった。

 左腕のフォード氏は1950年にデビューし、53年から13年連続で2桁勝利。61年には25勝4敗でサイ・ヤング賞を受賞するなど、通算498試合登板、236勝106敗、防御率2.75をマークした。ポストシーズンでも勝負強さを発揮し、61年にワールドシリーズMVP。通算10勝はワールドシリーズ最多記録となっている。74年に野球殿堂入りし、背番号「16」はヤンキースの永久欠番となっている。

 大リーグ公式サイトによると、フォード氏は地区シリーズ第4戦の観戦中に自宅で穏やかに亡くなったという。ブーン監督は 「ホワイティー・フォードは野球界、そして、もちろん、ヤンキースのレジェンドだ。彼は、この球団の偉大さを象徴する人間である」と語った。

 ハル・スタインブレナー共同オーナーは球団公式ツイッターを通じ、「ホワイティーの名前と功績は、野球の深い歴史の中に永遠に名前を刻みました。彼は我々の財産で、これまでにピンストライプを着た最も偉大なヤンキースの1人です。ホワイティーが家族に見守られる中、彼のお気に入りのチームが戦っていることろを見ながら、亡くなったことを聞き、幾分、慰められましたが、これはヤンキースと球界にとって非常に大きな損失です。我々は「Chairman of the Board(評議会議長)」を失いました。フォードファミリーに心の底からお悔やみを申し上げます」と声明を発表した。トム・シーバー、ボブ・ギブソンに次いで、名投手がこの世を去った。(Full-Count編集部)