初日から大半の選手に挨拶、「じんわりと持ち味を出したい」

 楽天からソフトバンクにトレード移籍した西田哲朗が15日、秋季キャンプに合流。選手への挨拶と移籍会見から始まった初日は、ランニングや体力強化メニューをはじめ、守備練習から打撃練習、さらに特打までフル稼働。「緊張感なく取り組めた」と笑顔を見せていた。

 移籍初日からフルメニューをこなした西田が、宿舎行きのバスに乗り込んだのは17時30分。その直前に報道陣の取材に応じる顔には充実感がみなぎっていた。

「最初は緊張すると思っていましたが、明るくて馴染みやすく、初日から緊張感なく取り組めました」

 守備練習、打撃練習では多くのコーチの指導を受け「初めて見ていただくコーチばかりで力みも出ましたが、レベルアップするために取り組んでいきます」とホークス流の練習にも手応えを感じたようだ。

達川ヘッドコーチも評価「しっかりしている」

 背番号「22」には「違和感はありますが、いい番号をもらえたので早くホームでプレーできるようにやっていきたいですね」と話す。

 すでにほとんどの選手に挨拶を済ませたという西田だが、同学年の今宮健太とはこれまでも試合中に会話を交わしていたという。「今宮は日本を代表するショート。追いかける立場ですが、アドバイスをもらったり吸収してレベルアップしていきたい」と言う。

 関西出身とあって「元気印というほどではないけど、はしゃぐのは好きです」という西田は「初日からはしゃいでいたら『なんやコイツ』って言われるので、これからじんわりと持ち味を出したいですね」と笑った。

 また初日の練習を見守った達川光男ヘッドコーチは「スイングも守備も1軍レベル。そこは経験がモノを言うということよ。すぐにチームに溶け込めているし、ハキハキものが言える。しっかりしていると思うよ」と評価した。

 福岡での家探しなどはオフに入ってからになるというが、新天地での初日は西田にとって充実したものになったようだ。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)