本塁打王は楽天・浅村に軍配、打点王は日本ハム・中田が意地見せる

 パ・リーグは9日、ソフトバンク-西武戦、ロッテ-日本ハム戦でレギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。

 打撃部門では、楽天の浅村栄斗内野手が本塁打王を獲得。120試合に短縮されたシーズンながら32発を放ち、自身にとっては2013、2018年の打点王に続くタイトルとなった。その浅村と熾烈な争いを繰り広げた日本ハムの中田翔内野手は108打点をマークして最多打点に。4年ぶり3度目の受賞となった。

 首位打者はオリックスの吉田正尚外野手。打率.350をマークし、球団の生え抜きでは2000年のイチロー以来20年ぶりのタイトルとなった。日本ハムの近藤健介外野手は、出塁率.465で2年連続の最高出塁率を獲得した。ソフトバンクの周東佑京内野手は50盗塁をマークし、育成出身の選手では初の栄冠。ソフトバンクの柳田悠岐外野手は146安打を放ち、初となる最多安打のタイトルとなった。

 投手部門では、ソフトバンクの千賀滉大投手が3冠、石川柊太投手が2冠に輝いた。千賀は防御率2.58で自身初となる最優秀防御率のタイトルを獲得。149奪三振で、オリックスの山本由伸投手と並び、同時受賞となった。石川は、シーズン最終戦となった9日の西武戦で4回から3イニングを投げて勝ち投手となり11勝に。千賀と楽天の涌井秀章投手と3人で最多勝を分け合った。

 さらに石川は勝率一位も獲得。規定投球回は関係なく10勝以上を挙げた選手が対象で、18試合で11勝3敗、勝率.786をマークした。西武の増田達至投手は33セーブを挙げ、初の最多セーブ。2015年の最優秀中継ぎに続き、自身2度目のタイトルとなった。

 ソフトバンクのリバン・モイネロ投手は40ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎに。50試合に登板して防御率1.69という抜群の安定感で、柳田とともにMVPの有力候補にも挙がる。投打合わせて12部門のうち、7部門でソフトバンク勢が並び、シーズンを象徴する顔ぶれとなった。(Full-Count編集部)